nohohontanuki’s blog

たぬき 家を作る

母娘たぬきの高雄 その3

2019.2.24(日)

高雄2日目 旗津へ到着したところからです
 
旗津はシーフードレストランが沢山あって
自分で魚介を選んで 調理してもらって食べるスタイルなんだそうですが
お昼ご飯は 小籠包でお腹いっぱいだったので まずは (やっと!) 観光することに
 
 
と言っても 母たぬきは最近あまり歩けない・・・ と 調査中に見つけたものが!
 
 
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レンタル電動カートです
これは二人乗りですが 四人乗りとかもあります
電動バイクもあったようです
 
旗津のフェリー乗り場を出て 眼の前のお店で借りました
うっかり金額を忘れてしまったんですが タブン400元/1時間位だと思う
お店のおじちゃんに どのくらいで回れるか聞いたら 2時間位と言われたので
2時間レンタルしました
 
レンタルするとき
「ライセンス」と言われたのですが 免許が必要、という事ではなく
保証の為に 預けるらしいです
「没有(メイヨウ・無い)」と言ったら 「ホテルキー」と言われました
ので、ホテルのカードキーを 預け
ついでに 母たぬきの介護キャリーも預かってもらいました
 
 
ハンドルが長い方が 運転席
離れるときは キーを抜いてね と おじちゃん 英語で説明。
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スクーターと同じで スロットルを回すと ぐぃぃぃーーー!と 動くのですが
いきなり 加速するので加減が難しい・・・
 
なにせ 我が家は 全員無免許
姉たぬき達も 嫁いでから 免許をとったという、無免許一家なんです
しかも 高校時代は チャリ通だったワタクシも 久しく自転車にさえ乗ってない
(現在 我が家でクルマの付いたものは スーツケースと介護キャリーと台車だけw)
 
かなり 勇気が必要でした うん。
ふつーのひとは 怖くないと思うよ?
でも 加速には びびるらしいけど。
 
 
で。
おじちゃんに貰った
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この地図を元に 進んでいきます
出発点は右下
旗津いちばんの 繁華街? 海産街の通りは 休日は歩行者天国なので通れません
黒い線にそって進みます・・・
 
ところが のっけの一番最初の 「停車場」が見つからず。
そこから 灯台とか行けるはずだったんだけど・・・
 
とにかく。
ワタクシは まだ慣れてない加速に わー、キャー 言いながら
進むだけで必死
 
帰りも同じ道だから 観たかったら帰りに寄ろう・・・と。
次なる 星空隧道(星空トンネル)目指して・・・ わー、キャー 
 
 
ここらあたりが 台湾だなぁと 思うんですが
日本で こういう乗り物が公園内を走っていると
「ここを 走りましょう」 みたいなコースは ばっちり指定されているし 車道は走れない
でも カートのコースは保証されていると思うんです
自由度は低いけど 安全。
 
台湾って ゆるいんで 普通に車道走れるし そのまま公園内も 走っちゃう
 
しかも 書いてあるコース通り進めなくて あれれ?? と思っていたら
通っちゃ駄目なはずの 海産街へ突入してしまい・・・
海辺のコースへ なんとか 軌道修正
 
私だけが迷子になったわけじゃなくて 前の人達について行ったらそうなったのね
でも 後々地図でみても そういうルートしかないし
どう見ても私道? 私有地?って ところを通れば コース通り行けそうなんだけど
その道も 半分バリケードが築かれつつあって むむむ? って感じで。
未だに どのルートが正しかったのか判りません
・・・まー 誰にも迷惑がかかってないみたいだったので いいか (笑)
 
 
そんな 迷走の後
どう見ても空き地に並ぶ 先着レンタルカートに並んで駐車
 
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星空隧道を抜けたところ
ちょうど 午後の日差しがトンネルに差し込んでて 蛍光塗料で描かれた星空が
日差しが眩しくて あまり見えかなったという・・・
 
旗津の島の北端は 山になっていまして
そこをぶち抜いて 北端の海辺に出てこれるんですけど
ここ、第二次大戦の時は 軍港だったのかしら・・・
カメラを構える 母たぬきの頭のあたり 岸壁の麓にあるのは トーチカだと思うのよね
トンネルに入る前にもあったのだけど。。。
 
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海はこんな感じ
砂浜は 黒い砂なんですね
 
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トンネルから続く 高雄港の防波堤
ずーっと伸びてるけど 安全上 先にはいけないようになっていました
結構 波があるんで さらわれそうです・・・
 
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のらワンコが 柵の奥を歩いてました
台湾のワンコは こんなふうに 真っ黒な子が多いです
逆光で 影になってるんじゃないのよ~
 
ここから旗後山をぐるりと巡る 遊歩道もありますが 今回は 星空トンネルを戻り
再び浜辺の公園を 進んでいきます
 
 
だんだん コツをつかんできたけど 
休日の公園内は 歩いている人も多く 
歩行者の背後から ベルを鳴らすのは なんとなくイヤで タラタラ走る・・・・
 
しばらくすると 人も少なくなり グイグイ走れるように。。。
 
と。
 
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旗津彩虹教堂
インスタ映えしそうな スポットですねぇ~
やはり ご夫婦やカップルで 写真撮っている人が多くて 順番待ちの列が出来ていました
でも 母娘で記念撮影する気にはなれず・・・
 
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一応 海だし、っていうので ここで浜辺に出てみました
ひとり たそがれてる青年・・・
スマホみてたのかもしれんけど)
 
遥か彼方には サーフボードに乗る人々も居るんですけど
いま 写真を拡大しても みんな 腹ばいで漂ってる・・・
大きい波 なさそうだもんね・・・ 
 
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2月だと言うのに 咲いていたお花
さすが 南国
 
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このそばに 貝殻館が あったハズなんだけど
こんなところに なんの建物だろう・・・?と 思いながら 通過した(笑)
そういえば カートが数台停まっていたな
 
 
旗津海珍珠なる 巨大な貝のモニュメントもあったけど 爆走する私らは 止められず(笑)
インスタ映えする写真より 浜辺の公園を カートで走っている事が なんだか楽しかったのよねー
 
 
で。
終点。
 
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旗津風車公園です
 
てっきり 風力発電の風車が たくさんあるんだろうと 思い込んでいたので
 ちっさ! と思いました
が、ココは 凧揚げスポットらしく たくさんのレンタル凧が 空を飛んでいました
 
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ピカチュウさん、やせましたか?(笑)
 
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色合いからツバメなのかと 思っていたけど
しっぽに 尾びれらしきものがあって こんな魚がいるのかしら?
 
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どうみても 黒い一反もめんだけど。。。
拡大すると 赤い目と口があって どうやらサメらしい
海の生物が 多いのかしら?
 
 
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海には 大きな貨物船やタンカーが たくさん浮かんでいました
 
この公園で 1時間半近く経ってしまい
慌てて 戻りました
旗津のカート 堪能しすぎです 
 
 
帰路 最初に通過してしまったらしい停車場を探したけど わからなかった・・・
ていうか、戻る道がわからなくなって また ウロウロ
他のカートが来たんで また あとを付いて行って レンタル屋さんまで 戻りました
灯台は次回のお楽しみだわね・・・
 
時間は20分位オーバーしたけど 延長料金は取られませんでした
 
 
 
さて、旗津のメインストリート 散策です
昼の小籠包から 3時間以上たったけど
まだ 晩ごはんって 気分じゃないのよねと 思いつつ 海産街を歩いてみました
 
で、なぜか 母たぬきのアンテナが これ 食べたいと。
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一見、たこ焼きですが 韓国風らしい
キャベツの代わりに 刻んだキムチ?
タコの代わりに 大ぶりのエビ
 
さらに 焼き上がってから いろいろトッピング
並んでいたら 私達の前の人で 鉄板一回分売り切れてしまい
最後の二粒を 待ってる間 食べててね~と 試食させてくれました
 
すると その応対を見て 後ろに並んでいる人々が 私らがガイコク人であることに気づいたらしく
オーダーするとき メモをひらひらさせたら
並んでいる人々が メモを取り 「香菜ぬきの 大サイズ~!」と 読み上げてくれました
 
やっぱり台湾のひと 親切
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できあがったモノが こちら
トッピングが多すぎて たこ焼きならぬ エビ焼きは姿が見えません(笑)
 
上に乗っているのは 恐らく
 キャベツの甘酢漬け
 えびせん
 韓国のり
 プチトマト その他・・・
2種類の調味料を 自分の好みで 掛けて出来上がりです
 
公園のベンチに座り まったり 休日を楽しむ人々を眺めながら 頂きました
ソースは 甘酸っぱくて キムチ?が入っているけど辛くはなく エビはぷりぷりで 美味しかったですよ
 
 
でも ココでこれを食べちゃったので いよいよ 海鮮食堂で晩ごはんって気分でもなくなり
その上 夕日が綺麗なスポットなのに 曇り空の上に PM2.5警報バンバン状態で
やっぱり夕日は見れなかったのでした・・・
高美湿地といい 台湾の夕日には縁がないのかしらん・・・
 
再びフェリーに乗って 高雄市内に戻ります
 
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フェリー乗り場に着いたときには 夕闇せまる夕景って風情
フェリーには もうライトが着いてます
 
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トイレに行って 帰宅する人々に混ざって 15分ほど並んで 
乗船する頃には こんなに暗くなってきました
 
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旗津フェリー乗り場を出発
 
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すっかり 夜景ですねぇ
 
あんまり がっつりご飯を食べられるお腹じゃないよねって ことで
フェリーを降りて また六合夜市へ タクシーで向かいました
 
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今夜のセレクトは このお店
前日の晩に学習したので お店の人に言われたとおり 店裏の席に座って待ちます
 
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今まで ずっと気になっていたけど 食べる機会のなかった 肉圓(ばーわん)
中に 肉餡が入っているんです
食べた想像ではー 片栗粉をゆる~く溶いた皮を蒸して、肉を包み 再度蒸し上げたもの?
ゆるっとしてるけど もっちりとした皮部分は 意外と食べごたえがあります
なんでも 一部には「千と千尋・・・」でお父さんとお母さんが食べてブタになった食べ物 に似ていると言われているそうですが。
 
う~ん
まずくはないけど 飲み込みの悪い私は イマイチおいしさはわからなかった・・・
味は悪くないんだよ?
ただ もともと私は 「もっちり系」の食べ物があまり好きじゃないのでねぇ
 
 
それともう一つ
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割包(ぐぁばぉ)
いわゆる 肉まんとかの皮で 豚の角煮を挟んだものなんですが
豚の角煮の有名店で 食べる場合も同じ皮が出てくるんですよね
だから なにが違うんだろう?と 思っていました
 
有名店は ほんとに 挟んだだけ なので角煮の味がダイレクトに判って ほにゃ~となる位美味しいですが
こちらは 高菜っぽい漬物 ビーナッツの粉 パクチーが入っています
う~ん。
いや、美味しいですよ
比較するほうがおかしいんでしょうけど どうしても 先入観として角煮の有名店の「ほにゃ~」があるんで
なんかチガウ感が ある。
 
自分の味覚にあまり自信はないのでー
みなさま 自分の舌で試してみて下さい
こちらのお店は、色んな人がオススメしているので美味しいお店なんだと思います
 
ただ、貴重な台湾での一食を この二品の為に割くことはないかなぁ
とりあえず 好奇心は満たされた
いろんなもの 食べてみたいしね
 
ちなみに、母たぬきは 今回のご飯も どれも美味しかった と言ってました
六合夜市から フラフラと歩いて ホテルまで戻り
お風呂に入って 就寝
 
2日目終了です
 
 
 
 
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今日 ブログを書くために
改めて 移動距離を調べてみて こんなに走っていたんだー とびっくり
この地図通りではないので、片道5km弱走ったことになります
往復9kmちょいかな
 
風車公園は わざわざ行くほどの いい景色ではないけど
カートで爆走は ドキドキして 楽しかったです