nohohontanuki’s blog

たぬき 家を作る

私的、レスキュー

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救助して来た 胡蝶蘭 その1
我が巣穴の 入口で 仮眠中


職場の大家さんが変わり 一階に 新しいお店が入りました
新規オープン ってことで 沢山の胡蝶蘭を頂いたみたいなんです

だいぶ前から ビルの裏手に お花の盛りが過ぎた 胡蝶蘭が 放置されていて
おそらく 処分されちゃうのね・・・って

毎日眺めているウチ だんだん 可哀想になってきて・・・


つい 店長さんに 
「個人的なお願いなんですケド
差し支えなければ あの胡蝶蘭を分けていただけないでしょうか~?」
 と・・・
お店では 処分してくれる業者を探していたところだと 渡りに船で 交渉成立。



本日 植木鉢狙いの 母たぬきと 二人
いただいてきました

えぇ 実に 7鉢ありましたよ
お祝いのお花なので とっても ゴージャスで
1鉢 最低でも3本立て・・・

大輪の胡蝶蘭や 紫色だったらしいもの 沢山植わっていて大きなもの 色々でした



すっごい 大変だった・・・


http://img.e87.com/img/goods/L/TU700866pm01.jpgまずー 
胡蝶蘭って 植木鉢は きれいな包装紙に包まれて 
リボンが付いてるのが定番です

 こんな感じ
これは2本立てですね

この 包装紙は ホチキスで留まってるので
ブチブチ 開きます

数日前に降った雨で
包装紙の中は タプンタプンに雨水が溜まってました

中の 結構しっかりした 植木鉢には
水ごけが詰まっている様にみえます

でもー 実は
発泡スチロールの山が 詰まってるんですよ 本当に。



水ごけは 表面だけ

それを 外すと 
なんと 蘭が植わっているのは ビニールポットです
一株ごと ひとつのポット
三株寄せ植えなら、ビニールポット3つ入ってます

しかも 植木鉢の底に敷いてある
発泡スチロールに  突き刺して固定してあるんです
ビニールポット貫通して、ぶっすりと・・・

初めて コレを知った時は
合理的!! と感心すると共に
パッチワークのように生き物を
切り貼りする事に 違和感を感じたのですよね~



まぁ そのおかげで
解体すれば 持って帰れるだろう・・・と 予想したんですが・・・ 
甘かった



まず 7鉢 × 最低3本立て ってことは 最低で21本の花芽が たっているわけですがー
これが 花芽一本を3~5本の支柱で 固定しています
この固定って 花芽を テープでぐるぐる巻き してるもんで
これを 外さねばなりません
カッターと ハサミで ちまちま ちまちま ちまちま ちまちま・・・


腰が痛くなりました・・・



その後 突き刺さっている 支柱を抜いて 花芽を ひとまず半分位で カットして。
この作業だけで2時間くらいかかりましたよ


その後 持参のキャリーに括りつけた 段ボール箱に 植木鉢を入れまして。
その上に 胡蝶蘭を 入れまして。

作業中に散乱した 水ごけや 発泡スチロールの破片を お掃除しまして。



さぁ!帰るぞ!!
と 引っ張ろうとしたら 重すぎて キャリーが壊れそうで ビビりました

そこから 地下鉄と私鉄を乗り継いで ヘロヘロになりながら 帰宅しました




段ボール箱に わさわさと詰まった 大量の蘭の葉と わずかに残った 花が
覆いにかけた ビニール越しに透けていたんですが
地元に近づいてきたら
おじさん おばさんが 食いつく食いつく(笑)

「わー すごいね~」 とか。

「捨てられちゃいそうだったので 貰ってきたんです」 と 説明すると
「そりゃ いいねー」 と とっても肯定的。



開店祝いの鉢植えのお花
「ご自由にお持ち帰り下さい」 って 置いていたら 処分業者探さなくても済むんじゃないのか・・・
と 思った次第であります。。。



それにしても 腕が筋肉痛になりそうだわ・・・