サナア滞在その２２００５年１２月１４日（水）

ロックパレスを後にして、１０世紀からの歴史を持つトゥーラの町へ。

今思えば、この頃のたぬきは貧血だったようで。
ハドラマウトでも記憶がなかったりしたのはそのせいかもしれない。
たぬきの貧血については、別に語るとして。
このトゥーラも、さっきまで別の名前の町と勘違いしていたんだよね。
もう帰国して４ヶ月。
この旅日記を書くために資料見てなかったら、一生トゥーラの町の名前思い出さなかったかも。。。
この時も車にカメラを忘れて、取りに戻って迷子になりそうだったよ＞＜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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トゥーラの町には大きな貯水池があって、現在でも家畜の飲み水などに活用されています。
左上　水くみの女性達。絨毯の模様みたいなアバヤ被ってて珍しい
右上　この町にも渡り廊下。落ちそうで怖い･･･

この貯水池を見ているとき、妙に親切な地元のお兄さんが話しかけてきたの。
私だけに、せっせと説明してくれるんだよね。
ツアーではイヤホンサービスを使っているから、添乗員さんの説明はよそ見しててもちゃんと聞けるの。
彼はそれにも興味を示したので、
「アレがここから聞こえるんだ」と言ったけど、彼の説明の方が詳しくて
かつ、私の関心があることを教えてくれるので、なんとなく聞いていたよ。

お兄さん曰く
左上　古いタイプのカナリア窓（これは丸窓）。色ガラスが入ってくる前は、光を通すこの石がはめ込まれていたそう。
右上　ある家の入り口の鴨居？。ユダヤの言葉イディッシュが彫ってあるんだそうな。
　　　　　かつてはこの辺りにユダヤ人が多く住んでいたそうで、お兄さんはシナゴーク跡も教えてくれた。

そして･･･
お兄さんが教えてくれた中で、一番ウケがよかったのが、このスカーフの巻き方。
タイズで買った黒いスカーフを日よけにしていたら、貸してみろ～
とばかりに巻いてくれたよ。
ホントは何枚も使って巻くんだけど、一枚しかないときはこうするらしい。
優美なイエメン女性、と言うよりは、覆面したイスラム過激派って感じだけど･･･

案内が一段落して、自由時間が２０分ほど貰えました。
お兄さん、皆の気配で察したのか、とうとう自分の身分を明かしたよ。
彼はお土産やさんであった(笑)
チップ代わりになんか買ってくれ～と言うわけだ。
彼の案内に至極感心していたたぬきは、彼の店でシルバーのピルケースを買ったよ。
細工はイマイチだけど、フタがしっかりしていたので実用に耐えそうｗ

そして、トゥーラの町を離れる頃、彼からプロポーズされました（爆）
たぶんね、彼もずーーーっと年下ｗ

次に訪れたのは、コーカバンという町。
まずは昼ご飯～♪
メニューは
　玉ねぎとトマトの上に卵を落としてオーブンで焼いたもの
　鳥の丸焼き
　ナン
デザートにバナナと甘いパイのシロップ漬け
チャイ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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航空写真ではありませんよー！
コーカバンからの眺めです。
ここはシバームという町と双子都市と言われているんです。
（ハドラマウトにもシバームあるけど、まったく別の町です）
山の下にあるのが、シバーム。
これから下の町シバームへ、徒歩で向かいます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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