nohohontanuki’s blog

たぬき 家を作る

母娘たぬきの太平山4

さてさて
今回の旅行の 最大の見どころ?
一番楽しみにしていた 場所です

去年 ネットニュースで 世界幻想的な森10なるものに この太平山が入ったと聞いて
調べてみたら この見晴懐古歩道の事だったんですねー

きれいな森は 日本にも沢山あるとは思いますが そう言われるとやっぱり行ってみたいと思いまして



イメージ 1
今回の旅の恩人 運ちゃんと。

道路の脇に 車が4~5台停められる駐車場があるだけの (トイレもない) 場所なので
台湾の人からみても 有名なスポットでも 人気スポットでも ないみたい・・・
運ちゃんも知らなかったし。

前の記事に書いたとおり 公共交通機関も整っていないので
訪れる人も少なく 神秘的な雰囲気が 満喫できました

色々な意味で ショーゲキ的なこともありましたが・・・



入口はこんな感じ

イメージ 2

見ての通り かつて林業が盛んだった頃に 木の積み出しに使っていた
トロッコ列車の線路が残っている 遊歩道になります

左の看板は 「歩道は湿って滑りやすくなっているので注意してね」 と書いてあります
この写真では まだまだ 湿っているようには見えませんが・・・

イメージ 3

入ってすぐのところには こんなベンチもあったりしますが
まだまだ 湿ってないですね

イメージ 4

OKではなく 0km+100m 地点
この歩道は 全長900mです

イメージ 5

だんだん 霧が濃くなってきました

イメージ 6

山側斜面の苔には 水滴が・・・

イメージ 7

木にも 苔がついています

イメージ 8

路肩の苔も ふわんふわん

イメージ 9

苔から かわいいキノコが ちんまり

イメージ 10

こんな湿度の中 白い花が

イメージ 11

くすんだ大人シックなピンク色の 花も

イメージ 12

ここには何かあったのか
こんもりとしてるけど 原型はもはや残っていません

イメージ 13

ポイントがいくつか残っていました

イメージ 14


イメージ 16


イメージ 15

苔むした 石の間に 小さな滝が隠れています

イメージ 17

お話の中でしか 見たことのない風景 かな。

イメージ 18

ナウシカの世界 か もののけ姫の世界か。

イメージ 19

お水の美味しいところだそうで 水の中には クレソンが生えていました

イメージ 20

道が狭くなり半分は吊橋
一度に 12人まで だそうです

イメージ 21

最後の吊橋
この橋も 12人まで
狭くてすれ違いもできないので 両端でお互いの様子を見ながら渡ります

イメージ 22

とはいえ 霧が濃くなると このとおり
向こう側が見えません

イメージ 24

吊橋の足元は 太いロープが二本
足元は涸れている様に見えますが 僅かに水の流れる沢です
大雨が降ったら 危ないでしょうね・・・

イメージ 23

湿度は100%超えているのでしょうねぇ・・・

汗かきたぬき母娘は 3月でちょうど良かったです
5月のGWじゃ 暑くて歩けないと思うな。。。 (私ら母娘限定ね)
標高2000m位なんですけど、
この標高で、これほど湿度の高い山は 日本にはないよねぇ?? あるのかしら??
雨林って 標高が低い所ってイメージだったわ

イメージ 25

これで 見晴懐古歩道は終点です
鉄路は 続いていますが 現在はココまでしか公開されていません
ここから 折り返して入口に戻ります

イメージ 26

おしまい。





さて。
歩き始めてしばらくした時 若い女性の
「きゃーーーーーーーー!!!」
という 悲鳴が響き渡りました
悪ふざけで驚いた程度の悲鳴じゃないんですよ
かなり 怖がっている風な声


我が一行も 「え?」 と 動きが一瞬止まり
キョロキョロしたんですけど 迷いようがない 一本道
逃げてくる人もなく その後の騒ぎも続かず、で
「なんじゃろ?」 と思いつつも 歩を進めたんで ございます


その後 その 
「きゃーーーーーーーー!!!」
は 数回 聞こえたんですケド。


ある苔むした 鉄路の脇
線路の枕木が 苔で歩けないので すぐ横に 柵が作られている所
柵の 最初の柱に 何の気なしに デジカメを置いた ワタクシ

ん?
ちいさな ちいさな ムカデの死骸が ふたっつ

「 おや こんなところで なぜ? 」

デジカメで それを 撮ろうとしたところ
柱の途上に ワラワラと お仲間が。。。

「うわっ!」

びっくりして 声が出て
ふと そこから続く 柵を見たら・・・

「うわっ!」

ワラワラワラ・・・
よく見れば 柵で囲われた 木道の上にも

「うわわわぁっ!」

ワラワラワラ ワラワラワラ ワラワラワラ ・・・


閲覧注意
イメージ 27

こんなん いました。


わりと 度胸はあると思っていますが
どうも 虫は苦手で・・・

そりゃぁ 普通の女子ならば 悲鳴も出よう・・・
その柵前後が ピークだったらしく 前後百m程でしょうか

鉄路の上は 平らで 歩きやすいのか 一列になって歩いていたり・・・


母たぬき この時点で戦意喪失
もういいや、と 入口に向けて戻っていきました
まぁ 吊橋は渡れなかったろうしね・・・

いやぁ こころ ぞわぞわする 光景でしたよ