nohohontanuki’s blog

たぬき 家を作る

母娘たぬきの阿里山2 祝山の日の出

今回の 阿里山旅行の 目的は
神木と言われる 杉の古木や その杉が生えている森の散策
そして 阿里山山頂の日の出 日の出を見るために運行している森林鉄道にること でした。


まずは 日の出列車についてです

私達は阿里山賓館という 現地では一番の宿をとっていました
フロントの方なら 片言ですが 日本語が通じます
チェックインの時、日の出列車の切符の手配をするかどうか聞かれました
並んで買うことを覚悟していた私としては とても助かりました

当日の夕方発売するチケットを ホテルの方がまとめて購入してくれます
当日のみ有効で、キャンセル不可。

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当日の20時以降に
ホテルのフロントへ受け取りに行きます

左が 半票75元(こども・老人)
右が 全票150元(成人)

どうやら いろいろなチケットが混在しているらしいです

左タイプの 全票もありました





こちらのホテルに泊まっていると モーニングコールはしますか? と 必ず聞かれます
このモーニングコールって・・・ この列車に乗るためのものなので 午前2時半に来るんです

午前3時には ホテル前から 駅までの送迎バスが出ます
乗り遅れたら大変、と 思っていたけど
沢山の人が行くので、バスもピストン運行

駅に着いたら 行列があったので並んでいたら
前にいたおじさんが 私達の持つチケットを見て
「この列は チケット窓口の列だから 乗車するなら上だよ」 と 教えてくれました
アリガトウ~


その上の行列・・・・
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ホンの一部ですよ これ。
日の出列車って 一便だと思い込んでいたので 「の、乗れるのか????」 と 思ったけど
列車も 何本も出ていて これまた ピストン運行してました

びっくりの連続です

阿里山駅は改装工事したばかりだそうで
とてもきれいです

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奥の列車は 昔の木造車両のようで 通常では使用していないみたい
ホームに入ってくる 赤と濃いグリーンの車体が 現在の森林鉄道で使われている車体のようです

イメージ 4列車内部は 小さくてこんな感じ
まだまだ乗車中で このあと つり革もいっぱいになる程度
乗ってきました

台湾の3月でも 標高2000m以上
寒いので 皆さん ばっちり防寒着です

人いきれで 窓も曇り
外は 真っ暗 窓の外も見えません

登山列車なので 揺れもそこそこあって
しかも 早朝の列車のため 寝不足気味

小さな子供さんは
揺れから 酔ってしまったり タイヘンみたいでした

それでも
大人たちみんなで お膝に座らせたり
なごやかに 子供を守っている雰囲気で 
台湾らしさを 感じました


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下車駅は 祝山
ここから 朝日を見る景観台までは すぐそこです
この時点で 時間は 5:20
        気温は 6度 でした


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駅には こんな看板があります

本日の最終列車が
朝の7:00!!
この駅 本当に日の出だけの為に
あるのですね









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景観台は
もう 沢山の人でいっぱいでした

柵に 人が鈴なりになって
空いている ところを探して
かなり はじっこまで移動

5時35分位で この暗さ








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6:03 で この明るさ です

雲がたくさんで 朝日は絶望です


それにしても山が 
雲海の上に 浮かんでいるのも
壮観ではありました






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もう日の出時間を過ぎ・・・

6:17 これが限界のようでした











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景観台には 桜の大木もあって 
ちょうど 満開
とてもきれいに咲いていました












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寒い早朝にやってくる 観光客向けに
出店も あります

着込んでいても 朝日待ちで
じっとしていると 冷えたので

つみれ汁を ひとつ買って飲んでいたら

おぉぉぉ~~~ という どよめきが・・・






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朝日 きました~

山の稜線からの 日の出ではなく
その上の 雲を超えての 日の出でしたが みんな 大喜びです

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ここまで 来たのですから やっぱり 見れてヨカッタ

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すっかり満足して 
残りのつみれ汁飲んで(笑)


桜と人々の写真を撮っていたら


ん?

んーーー?

後ろの アレは・・・





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雲海って コレのことだったのか・・・
すっごく きれいでした

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満開の桜

素晴らしい晴れの空

雲海と 雲の滝


前日は 霧と曇り空で 
どうなることかと 思いましたが

とても ラッキーな朝でした




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帰路の 駅にて

黒とオレンジの防寒着が 駅員さんです

のんびり写真を撮って
満席なので 次の列車にしようかと
のんきなこと 言っていたら

コレが最終列車でした


どこまでも 悪運の強いたぬき母娘
すべりこみセーフです(笑)




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杖をつく 母が
よっこらせと 乗車するのを見ていた
駅員さん

小走りに追いかけてきて
車掌さんの座る 特別席を
「ここに座りなさい」 と
開放してくださりました

あ、ありがとうございます


いつも 台湾の方々の
優しい行動に 感動してしまいます