nohohontanuki’s blog

たぬき 家を作る

イエメン到着

イエメンはアラビア半島の南のはじっこ
紅海を挟んで、お向かいはアフリカになる処にあります。

当然、暑い。
しかーし、高原なんですよ。乾燥しているので、朝晩は結構冷えたりします。
でも沿岸地域は、高度も低く湿度も高い。
そこで旅行社から 服装は、真夏のスタイル+夏の高原のように多少の防寒着
と言われていました。
甘かった・・・・。
ホコリ対策をしていなかった。。
持っていったのは「超立体マスク」だけ。
多分たぬきの体内には、相当量のイエメンの砂埃が残っていると思われます・・・・。
そうそう行くヒトもいないと思うけど、行くときには洗濯しやすい
捨ててもいい服装が必須ですよ。


さて、到着までのいきさつは
たぬきののほほん日記 http://ponpocopon.cocolog-nifty.com/nohohon/2005/12/post_b7ae.html
に書きました。
到着してからの、イエメンの印象を書きます。

空港で入国審査を終えて、到着ロビーにでます。
・・・首都の国際空港とは思えない、「のどか~」なたたずまい・・
木造のキオスクがあったりして。
廃線寸前の赤字ローカル線の終点とでも言いましょうか。
到着時間は夕方なので、ホテルまでの移動のバスはと待っていたら。。。
ここから4WDだったー!!
出発直前に全行程4WDとは聞いたけど、さ。
ランドクルーザーが7台並んで待っていた。
これが色とりどり。

ひとまず4名/1台に分乗した。
後部シートの真ん中に座った私以外、全員のお尻が濡れた!!
どうやら、お仕事に向けて張り切って洗車したのはいいが、窓を閉めなかったらしい・・・
 ドライバー君 「ノープロブレム!! ジス イス ウォタ!」
問題だとは認識していない。
いや、この事例はいい。
しかしこの後、この認識の違いで結構苦労したよ(主に添乗員さんが、ね。)

後で判ったことだけど、この国では旅行社が車を所有していない。
この7台も個人所有の車で、各自所有者がドライバーとしてやってきている。
経験も、知識も、車の整備状況も、バラバラなんである。。


街に向けて走り出して、ふと外を見ると。。。
日本車だらけだ。
色とりどりの中古車が、ガンガンに飛ばしている。
イメージ 1
「○×運送株式会社」と書いたままのトラック。
「   高校野球部」と書かれた小型バス。

一番多いのは、ライトエース。
本来の白色に、黄色いラインを追加した物が、乗り合いバスとして爆走している。
しかも、なぜかみんな

スライドドア開けっ放しー!!!

客が居ないのかと思いきや、満席でも開いていて
しかも、閉まらないように布でドアをくくりつけたりしているんである。。。
一番有力な説は 「暑いから」 だったけど、
イエメンでも12月は冬。
私たちは長袖シャツでも、地元のヒトはコート着てたりするのだよね。
結局 理由はなぞのまま。

チェックインしたホテルは「タージシェバ」
タージってインド資本なんだ。
インドってこんなところで頑張っているんだなぁ
従業員もインド系多し。しかしインドから来ているのではなく、地元採用なんだそうだ。
いろんな人種がいそうな、第一泊目の印象だったよ。