充実のホテルDuaの 朝ごはん
奥右から グレープフルーツジュース マッシュルームスープ
鹹豆乳(酢と醤油で味付けた温かい豆乳。酢が入るのでホロホロです)
豆苗メインのサラダ グラパラリーフ(食べられる多肉2枚) チーズのせ
もう、ココに泊まっていると、朝ごはんを外に行こうとか 思いませんね
蛋餅もあるし、温泉卵もあるし、和洋台ひととおり揃っていると思う。
朝ごはんのあとは
日本で頼んでおいた 日本語ガイド兼ドライバーさんの施さんが ホテルまでお出迎え
高雄郊外、屏東県 美濃と旗山へ連れて行ってもらいます
母たぬきが元気だったら 路線バスでも行けるんですけどね
暑すぎて それすら もう・・・
美濃は客家の人が多い土地らしく
客家の文化を紹介する 民俗村があります
お土産の乗っている棚に巻いてある 水色に花柄のモチーフ
この柄は客家の伝統の柄なんだそうです
以前 一回飲んで美味しかった 擂茶(レイチャ)体験をしました
今回は 母と私だけなので ガイドさん分もいれて 3人で320元でした
大きなすり鉢に お茶・白ごま・黒ごま・はぜた玄米を入れて
すりこ木で ごりごり すりつぶします
ここで ワタクシ と 母たぬきの すりこ木の使い方が あまりに上手いので
センセびっくり
ウチには すり鉢もあるし すりこ木もあるし 青菜の胡麻和えとかよく作るよ~
我が家のすりこ木は 山椒の木なんだけど これはなんの木?
なんて 日台のすり鉢談義に・・・
(ちなみに 台湾のすりこ木はグァバの木から作るそうです)
最初の材料が 粉になったら
ピーナッツと 豆(どうみても甘納豆だけど・・・)を入れて また擂ります
最後に お茶や穀物の粉でつくった 擂茶の粉をいれて
よくまぜて
はぜた玄米を入れた 湯呑に擂った粉をいれて・・・
お茶を注いで 出来上がり
よく混ぜて 召し上がれ
どろっとしてるけど 香ばしくて お腹があたたまる感じ
素朴なお茶請けと一緒に 一杯のんで・・・
いっぱいあるので 半分おかわりしたけど・・・ お腹にたまる~~~~
満腹になってしまった・・・
美濃民俗村には 日本で言うところの唐傘?番傘?
油紙を貼った 美しい絵入りの傘のDIYもできるのですが
作っても飾るとこないじゃん・・・ってことで 見学だけ。
母は竹細工を真剣に見ていたけど 欲しい物には巡り会えませんでした
その他にも 様々な食品とか 客家の暮らしに必要なものの展示や販売をしています
美濃の観光はココでおしまいにして お隣の旗山へ移動します
といっても 美濃と旗山は ほとんど隣町
車で10分もかかりません
旗山の老街は ちょっとしかなくて あまり見応えはないのだけど
昔の駅や公園などもあるようです
旗山はバナナの町なんです
今回 一番の目的は 乾燥バナナを買うこと
バナナチップじゃないんですよ
一本まるごと乾燥してて セロハンに包んであり 一見 葉巻のようです
戦前 母たぬきが幼かった頃
親戚が交通事故に巻き込まれ
運転していた台湾の方に 頂いたお見舞が乾燥バナナ
当時は 高級品だったらしくて すごく美味しかったらしいです
今は バナナチップはよくみるけど 乾燥バナナはなかなか見かけない
ガイドをお願いする時に 乾燥バナナを買える場所をリクエストしてました
旗山の農協が経営している 直売所?(というには 洒落たお土産店)で
購入できました
農協には 旗山以外の農協の商品も置いてあって
老街に並んで建つ 天后宮
航海を守る 媽祖様を祀る お宮です
海のそばじゃないけど これも客家の影響なのかなぁ?
母たぬきが 介護カートを車に置いてきたので
施さんが車をもってきてくれるまで 天后宮を見学していたら
お宮の人が椅子を貸してくださりました アリガトウ!
午後は次へ続きます