nohohontanuki’s blog

たぬき 家を作る

トルコ**コンヤ・パムッカレ** 2005.4.18

日程4日目は、カッパドキアからコンヤ経由 パムッカレまでの大移動日。
ホテルを6時出発。それまでに朝食も済ませなくてはならない。
母たぬき、旅のコーフンと油のきつい食事で早くもグロッキー・・・
ほとんどをバスの中で寝て過ごす。


約2時間ほどで、スルタンハーヌというキャバンサライへ到着。早すぎて観光客はおろか、土産物店も開いていない。
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ここはかなり保存状態もよく、修復も進んでいるためトルコのロケでも使用するのだそう。
ロケで使った小道具が残されていておもしろい

イメージ 3地平線まで続く道は                                              古代からあり、                                              かつては隊商も歩んだ道。                                              天気めちゃ悪。。。

コンヤ到着。イスラム教の一派メヴレヴィー教団の本山の町。
イメージ 4
教義とは全然関係なし。
あまりの細工の見事さに、たぬき涎が。。
ダマスコ(箱根の寄せ木細工のルーツ)と螺鈿細工・・・サウンドホールの白い色は象牙かな?
どうやって作るんだろう。
こういう部分もイスラムでは全て文字。カリグラフィーというのはここから発生した書体なんだ。
こういうのに弱いたぬきです。

神秘主義で、旋舞をしながら神に近づくという変わった教団。 ← 要約しすぎですが・・・
左下の男性のような服装で、スカートの裾を広げながらクルクルと回り続けるらしい。。
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ちなみに右上が本日の昼食のメイン。「ピデ」というトルコ版チヂミというか、クレープのようなもの。
中にはハーブとお肉のミンチがパラパラ入っていて、これもなかなか美味♪

一日爆走したバスは、やっと18時にパムッカレ到着。
明日も日程が詰まっているから!、と日暮れなのに観光に突入。。。
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パムッカレは、温泉である。ここにはギリシャ時代から温泉を利用した医療センターがあったのだ。
しかーし。
いきなり連れて行かれたのは、墓場・・・・。(写真 左)
マジデスカ。
石で出来た石棺がごろごろしているんである。
折角、療養にきてもここで死んでしまった人も当然いたわけだ。
家には帰れなかったのねぇ・・・

そして、ヒエラポリスのメインストリートへ。(写真 右)
といったって、ここしか残っていないんだが。。
ギリシャ・ローマの遺跡ってどこも同じに見えてしまう たぬきなのであった。。

その後、メインイベントの温泉・・というか、石灰棚田に行った。
夕刻であるし、しかも自分たちが中に入る(足だけ)ので写真なんぞ撮っていられない。
石灰棚田は世界中に何カ所かあるが、ここのは「入れる」というのが楽しい。
いまは世界遺産なので、コンクリで作った偽物に、温泉水を流してそっくりに仕上げている場所に入るんだが。

その割に小石や石灰の破片が散らばり素足が痛いのなんのってー