nohohontanuki’s blog

たぬき 家を作る

内視鏡検査

やっと年末に届いた 人間ドックの検査結果

先日の記事にも書いたとおり
父が直腸がんだったこともあり
更には、自分も二十代の頃、便秘と下痢を繰り返してたんです
(今思えば過敏性腸症候群だったのかな?)

だから 決してローリスクという訳じゃないんでね

やはり親が消化器系のがんだった友人が
かかりつけのお医者さんから、40代過ぎたら一度大腸内視鏡検査を、と言われたそうで。

大叔母も大腸がんやってるし
ここはひとつ 受けておくか! と一念発起しまして。



ところが、いつも受けてた検診センター ドックの料金いきなり値上げ・・・
調べまくりました

眠剤で 夢うつつのうちに 検査できます!」 ってのがウリのところもあったんですけど
はじめてのトコで 受診した人の経験も知らないと それはそれでどうなんだろうと・・・
で、結局 いつもの検査センターで受診しました
ただ、調べる過程で、いろんな経験談を読んだので 予習はバッチリ


数年来、胃部レントゲンで胃にポリープがあると言われていたこともあって
胃部内視鏡 と 大腸内視鏡 セットのコースを 通常の人間ドックに追加しました



前日朝から 食事制限に突入です
もう 一ヶ月以上経ってしまったので 正確には覚えてないんですけど
兎に角 食物繊維が多いものは ダメなんです

朝食は 
 たまごサンド
 水

昼食は
 豆花(トッピング無し)

夕食は
 かきたまうどん

牛乳もヨーグルトも ダメ
豆も きのこも 野菜もほぼ ダメ
果物も ダメ
うどんも 薬味は入れられない
いわゆる 便秘しないようにする食べ物は 全てダメですね

うっかり朝食に 野菜ジュースを買ってしまい
一口飲んでから ダメなことに気づき 捨てました

昼食は 台湾のお豆腐デザート 豆花にしたんですけど
トッピングが 豆アウト 白きくらげはきのこなのでアウト・・・・と 面倒なんでトッピングはナシに

でも、それだけじゃ お腹すくかなぁと 三連の玉子豆腐を買ってきて
一個目 もぐもぐ・・・
      「消化に良いものばかりで お腹すくだろうから、もう一個くらい入れておくか」
二個目 もぐもぐ・・・
      「・・・もう一個いけそう」
三個目 もぐもぐ・・・
      「まんぞく
こんなに消化に良いものばかり 食べたことないんで 適量がわかりません


夕食は19時頃 かきたまうどん と またまた玉子豆腐
21時に下剤を服用しました
3~5時間位で 効いてくるとの事だったのですが 12時までに便意は来ず
12時になったので 就寝しました


夜中の2時半
強い便意で トイレへ・・・
出るものは ほぼ一瞬で 終わったんですけど 腹痛がなかなか収まらず
30分近く トイレにいました

検診当日も 大量の下剤を飲むと聞いていたので 恐ろしくなり
「こんなに苦しいのなら もう次回は受診しなーい!!!」
と 思いました・・・

でも。。。下剤は個人差が大きいみたいで
検査に向かう途中に 便意に襲われた人もいるらしいので
それに比べたら マシだったのかも・・・




検査当日
自宅から電車で30分ほど
最寄り駅から10分くらい歩いて 検査センターへ

受付で当日のオプション申し込みとか
内視鏡検査の説明を受けて
検査前の専用ルームへ移動

そう、この検査センターでは 大腸内視鏡検査を受ける人は
ワンルームマンションの一室に 一人おこもりして 検査前の準備ができるんです

はじめて訪れるオートロックのマンションに
どきときしながら 指定された部屋へ
部屋の中には 下剤セットが 並んでいました

イメージ 2



冷たい水がいい人は冷蔵庫に
常温の水がいい人は冷蔵庫の上に 500mlのペットボトルが置いてあり
下剤の粉の入ったビニールバックに まずは水を1リットル入れて シャカシャカ
下剤が溶けたら 残りの水 1リットルを入れます

イメージ 1

これは 指定のお水で溶かした後の 2リットルの下剤・・・

検査センターに戻るまで2時間半
下剤は2時間で 飲みきらないといけません

単純計算30分500ml
でも ニンゲンそんな計算通りにはいきません

友人は 半分まで飲んだトコロで 便意に襲われ
トイレと居室の 往復が激しく とても残り1リットルを飲み切る余裕がなかったと
(そして 残りを放置しちゃいけないかと 廃棄して戻ったら 
 なんで飲めないとわかった時点で 連絡してこなかったと 看護婦さんに叱られたらしい) 

んでも ワタクシ 水飲みなんですよねー
なんと 最初の15分で 1リットル飲んでしまって 
当然ながら 15分じゃ 便意は来ない

で。
まったり やるかー!と 本を読み始めたら 夢中になってしまい
はっと気づいたら 1時間経過
下剤は1リットル 残ってる!!!
(そして 便意は来ない)

あわてて 残りの下剤を飲み始めたら やっと トイレの呼び声が・・・

ここで部屋においてある 注意書き
閲覧注意 (ワタクシのブツじゃないですよ?説明書きの画像)
イメージ 3
右下 クリックで拡大

2リットルの下剤を飲んで トイレに通っていると
左から 右へ でるブツが 変化します
右端まで きれいになったら オッケーらしい

ところがです
前日の準備が 完璧だったせいか ワタクシのブツは
この部屋での最初から 右から二番目位の状態だったんですよ スバラシイ

まあ、便秘の方だと そう上手くは行かないんでしょうね
二十代の頃は 便秘と下痢を繰り返していたとはいえ
現在では どうかすると 日に2~3回 コンニチハ するんで
腸内に溜まっているもが そもそも少ないのかもしれません


そんな訳で 残りの1時間も
トイレとの往復が忙しい、という 状態にもならず
平和裏に 2リットル 服用完了

2時間半経ったので 検査センターに戻りました
あとは 検査着に着替えて 通常の人間ドックの検査に入ります

ところが!!!
下剤は 当然ながら 体内に吸収されることなく 腸内を洗って 出るわけですが
2時間かけて飲んだものが ワンルームマンションにいるうちに全部出る訳じゃないので
ドックの検査中に 何度も、何度も 行きたくなる訳です

身長・体重・肺活量を測ります、と言われたとき
身長・体重まで測った時点で
「マジでムリだから!」 状態になり
トイレに行かせてもらいました・・・
出るものが 固形物でなくて ほぼ水なんで 我慢ができないんですよ
そんな状態で 肺活量検査で ふぅーーーー!! なんて 出来るかぁ・・・
不幸中の幸いは、この検診センターは
人間ドックが男女別フロアになっているので 最低限の羞恥心は守られたか?(笑)



胃も内視鏡検査するので バリウムもないし、
順調に検査は進み・・・
内視鏡検査の為に別フロアへ



まず、小部屋に通されて 看護婦さんに問診を受けました
2リットル飲みきったか~ とかですね
ワタクシの場合 きれいな状態まで進んでいたので 特に問題なし

次にベッドが一つだけある部屋へ移動し 検査着を 内視鏡検査用のものに着替えます
そして 点滴の針を入れて 検査室へ移動

検査台に乗って
「先に胃の検査をするので こちら側を向いて横になってください
 大腸の検査の時は ぐるりとベッドを回します」と言われ・・・
点滴に 麻酔が入り ・・・

・・・

検査終わりましたよ~ と言われるまで 意識ありませんでした
あれは 全身麻酔と言ってもいいものなんじゃろか?
それくらい ぜんぜん判んなかった

その場で 検査結果を聞いて 画像を数点見せてもらい 終了
(オホホ、キレイな腸でしたよ。)
(まあ、残渣があっても、内視鏡で水かけてキレイにしてから写真撮るらしいけどね)

点滴の針を入れた部屋に戻り
麻酔が抜けるまで 30分ほど横になって休憩
着替えてから 再び看護婦さんが 麻酔の抜け具合を確認?して 本当に終了となりました


えーと
なので 何が一番辛かったかというと
前夜の 夜中のトイレでの腹痛かしら・・・

検診センターに行ってから、トイレに何度も行くので
お尻が痛かったけど
すぐ治ったし

検診センターで飲んだ下剤では 腹痛は起こりませんでしたね
ただ トイレに行きたくなるだけでした


なので
最大の問題点は 料金が高いことですね
まぁ、今回は病変と言えるほどの 問題点はなかったので
次回は10年位したらやりましょう
その頃には もっと楽に検査が出来るようになってるといいなぁ


便秘しないように 注意しよっと・・・