nohohontanuki’s blog

たぬき 家を作る

母娘たぬきの台南 その3

GWの企画にかかってしまい 旅行記が後回しになってしまいました
だって、希望の飛行機満席なっちゃったから・・・ いま押さえないとヤバイ。。。と 焦っちゃって・・・


台南を訪問したのは11月
二日目の24日午前中に リアルジャングルクルーズ 「緑色隧道」へ行ったところまででした

お隣のお廟を見た後は タクシーで少し戻り
安平老街を ぶらぶらします

まずは 一番有名な 安平樹屋

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遠くから眺めると こんな感じ
でっかい木?


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内部はこんなん なってるんです
かつては 交易品を収めていた倉庫が 貿易の衰退で放置された結果・・・
日本人はこれを 「リアル ラピュタ」と 言うそうです
でも 本当にそんな感じよ

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壁に沿って 気根が別の壁のように広がってます

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南国のイノチの たくましさを 感じます
イノチの爆発だぁーーー って 感じ・・・




安平樹屋を出て 昭和天皇が皇太子時代に 台南を訪問したときにお泊りになった建物を見て

ドライフルーツのお店へ
ドライフルーツは他でも売っているのだけど 
ココは お店が台湾の古い三合院という建物をそのまま 使っているんです


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中庭を囲むように 正面の建物の両脇に 袖のように建物があり 手前が正門
台湾では ロの字型の四合院という様式が多いそうですが 
台南では コの字型の三合院が 多いんだそう
風通しがいいのかな?


ガイドをしてくれた タカさんと ランチの相談をしながら
安平古堡のまわりを歩いていて 母たぬきのアンテナが ピピピと。

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これ、通販の広告で見たことあるような気もするんだけども・・・

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屋台のおじさんが 台湾の小さなレモンで 実演してくれました

・・・すっごーい!
差し込みに ちょっと刃が付いていて レモンのお尻かヘタに押し付けてグリグリ回すと 皮が丸く切れます
で、 丸くカットされた皮を 取り除いて
さらに ぐりぐり回しながら 押し込んでいくと 中の袋の集まっている真ん中がカットされるんですよ
で、 レモンを揉むように 絞ると・・・ 中身空っぽです。

「うぉー!すごい!!」  と たぬき 母たぬき ガイドのタカさん 三人して 大絶賛
タカさんまで 自分も欲しい・・・ と言ってしまう 見事さでした

でも、これ 日本で売っている レモンやゆずでは 上手く出来ないんだよねぇ・・・
あのレモンじゃないと 上手く出来ない・・・
台湾のレモン 皮が薄いのよ
目下 練習中です

 

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さて、いくつか候補をあげてもらった店から ワタクシがチョイスしたのは 牛肉湯のお店
選んだ理由は
 自分では行かない・行けない
 胃腸炎の病み上がりでも食べられそう・・・ ← これが一番切実。
 あったかくて、汁気の多いものが食べたかった

牛肉湯は 台南の名物なんだそうで やっぱローカルご飯を食べてみたいしね

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お店にはいると まず 席をキープして
テーブルに置いてある注文表に記入

この時は 若い男子のタカさんが一緒なので 多めに注文してます
たくさん食べる人が一緒だと 色々食べることができて 嬉しい

記入した注文表をレジまで持っていき お支払い

料理が来るまでに 箸・れんげ・調味料を 必要なだけ 自分で持っていきます
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左手前にある 黄色いもの
針しょうがです
台湾の人は しょうがを沢山食べます
さらしてあるので そんなに辛くないし 体が冷えなくていいですけど
腸炎のお腹には ちょっと心配だった  ケド しっかり頂きました 


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これが 牛肉湯
湯=スープ とは 知っていたけど こんなにシンプルだとは

更に、食べ方が びっくりした
お肉をスープから引き上げて 持ってきた調味料(としょうが)と一緒に食べて
スープは別に飲むんです

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牛肉湯の他に 手前左から
 牛肉炒飯
 麻油牛肉 (ごま油牛肉 ココにもすごいしょうが)
 葱爆花枝 (葱炒めイカ
 牛肉炒麺
芥蘭牛肉は オーダーミスで出てこなかったので 注文キャンセルしました
だから 野菜がなくなった(笑) 芥蘭食べてみたかったけど これ以上はムリかな~と思って・・・
一品料理を頼むと 白ご飯か魯肉飯つけると言われたので 小さな魯肉飯貰いました

二人だったら 牛肉湯って ハードルが高かったと思うし
地元の人に人気のお店で 地元の人と一緒に 沢山の種類をいただけたので 大満足です
二人じゃ こんなに 頼めない・・・

阿財産牛肉湯
台湾台南市安平区古堡街5号

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ごちそうさまでした



食後は 更に老街を散策
メインストリートは お土産屋さんがいっぱいで 客引きも多いけど
裏道に入ると 猫がいたりして のんびりしています

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裏道の 小さなお廟にいた 黒猫
見慣れないニンゲンは怖いのに 興味津々で 
一度は近寄って来たけど 結局ココへ

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DIYの工房の窓にあった かわいい看板
剣獅 出没 請小心 とあります

剣獅がでるから 注意! って事です
で 剣獅ですが

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剣を咥えた 獅子
台南の (もしかしたら安平限定?)家の守り神みたいです
屋根に飾られています

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こんな感じ
この子は 剣を咥えてないし 足がとんでもない事になってます

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こんな風に住居表示にも 飾られていたりします

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声をかけたら 遊んでくれるのー!! と 大喜びされちゃいまして
しばらく 遊びました

先があるので 少ししか遊べなかったけど
後からくる観光客に 自分から声掛けして 遊んでもらっていたので 人好きなのね



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安平古堡は 階段が多くて 特に何もないとの事だったので 入らず。。。

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安平古堡そばに咲いていた 香港の市の花でもある バウヒニア
昔、香港へ行った時 硬貨にこの花が刻んであったので 覚えたけど 香港原産なのね

タカさんに案内してもらう 安平老街はここまで
タクシーで途中まで ご一緒して お別れしました

タカさんありがとう お世話になりました 
いい人に出会えて よかった




タクシーでホテルに戻ると 時刻は16時
ホテルで ちょっと休憩です
前日 夕食を食べた後 三越の地下で買っておいた 好物のパッションフルーツを頂きましたよ
この香り たまりません
マンゴーより好きかも


17時過ぎたので 夕食を兼ねて お出かけします
タクシーに乗って 10分位でしょうか
写真は お買い物を終わった 7時位なので 真っ暗ですが

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戦前の建物で 日本人が経営していた 林百貨店です
数年前に 全面リニューアルして 台湾の物産や雑貨をあつかうお店として 再オープンしました
その時は 流行り物大好きな 台湾の人で 入場制限されるほどの人気だったそうです
 (建物が古すぎて たくさん人が入ると 床が抜ける危険があるとか ないとか・・・)

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台湾らしく 往年の面影を残し センスよく再生されています

階段は二ヶ所あるんですが エレベーターは一基のみ
おっそろしくゆっくりな昇降で 乗れる人数も5名まで

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5階まで登ると カフェがあり 外階段から6階に登れます
6階にはお店の他に 日本統治時代に作られた神社跡があり なんと機銃掃射の弾丸の跡も残されています
台南は 空襲があったのですね・・・


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林百貨店屋上から見た 斜向かいの土地銀行
こちらの建物も とてもステキでした


林百貨店では奇美のパイナップルケーキを購入
パケ買いしたんですけど 高級感があって 少ない入れ目の箱があるのでお土産にぴったりです

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3個入り 120元だったか?
ちょっと箱が歪んでますけど スーツケースで ぎゅうぎゅうされたのに この程度
箱は薄いんですけど
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気密性の良い包装で 空気が抜けないので ある意味 商品そのものがエアパッキン(笑)
中のクッキー部分が グズグズなのを覚悟したんですけど 全然大丈夫だった
今回は味見で買ったんだけど 美味しかったです

正直 Pケーキって モソモソしてあまり好きじゃないんだけど
今まで食べたPケーキの中では 一番かもしれないなぁ・・・

今まで見かけたことがなかったんだけど 台湾南部メインで販売している様な情報もあったので
次回は高雄の予定なので 探してまた買って来よう♪  



林百貨店の見学とお買い物を終えて すぐ近くの
担仔麺の元祖と言われている 度小月の本店へ 晩ごはんを食べに行きました

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メニューも 写真入りで 日本語表記もあり
オーダー表に数を書くようになっているので オーダーも簡単

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担仔麺は わんこそばみたいに 小さな麺
昔は天秤棒に コンロと材料を下げて 売り歩いていたそうで
いまでも 担仔麺だけは 店内で作る所を実演して 見せてくれています

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今回 食べたのは
日本にはない 檳榔の花
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なぜか 味付けは タイ風だった
くせがなくて 軽い歯ざわり

これも 台南名物らしい 蝦捲 
エビの揚げ春巻きみたいな感じ?
エビのすり身が入っています
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カリカリっとして おいし~い

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主役は 剣獅のフタで 登場

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麺の上には 肉味噌
おろしニンニク
エビです

これで終わりかと 忘れた頃に 登場したのが
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サバヒー
サバヒーっておサカナの名前です
台湾では一番ポピュラーなおサカナらしく、養殖されているんだって

小骨があるけど 脂が乗っていて それは美味しいんだけど なんか違う
サカナ好きな 母たぬき曰く 「身が締まってない」んだそう


たぬき母娘としては これくらいで満腹  (別腹はあるかもしれないけど)
これで
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570元でした
(1元=3.7円位だったので、日本円で2,100円位)



タクシーに乗ってホテルへ戻って まだ 元気があったので
お部屋へ戻らずに ホテル向かいにある 藍晒圖文創園区を見に行きました
感度の高い人向けの こじゃれたショップの集まる地区ですね

ここに 数年まえ話題となった 芸術作品?が移築されているということで・・・
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写真でわかります?
木造のお家をベースに 白いワイヤーで パースが作ってあるんです
手前は立体ですが、奥の青いあたりは立体に見えるように作ってあるんです
まるで青写真
平面の絵みたいですけど
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近寄ってみると 立体なのが判ります (わかりにくいかな)

こういう芸術作品?が 古い町並みのあちこちにあるらしいです、台湾。
芸術分野は とんとニブイので 詳しいことはわかりませんが
好きな人は そういう方向でも おもしろい国だと思います
 



この藍晒圖文創園区を挟んで、スーパーが2軒あるんです
お土産や、部屋で食べるおやつを 物色しに出かけました

前日に三越で買ったパッションフルーツより 当然ながら? スーパーのほうが果物は安かった~
更に買い込みました

それと、麺を何種類かと
いつもののど飴 京都念慈庵を まとめて大量に。
やっぱり スーパーは文化や生活の違いが覗けて おもしろいです

芸術より 生活の方がおもしろいわ、ワタクシ・・・