nohohontanuki’s blog

たぬき 家を作る

母娘たぬきの台北2017 その3

さて、二泊三日の中日
台北市からみて 南東の方向にある宜蘭県にある 礁渓温泉に行こうかと思います

今回なぜ 礁渓なのかと言うと
3月に宜蘭県の森林公園 太平山へ行こうと思っていてー
長距離バスの移動になるので 下見を兼ねてバスで日帰り温泉行ってみよーって
動機でした。

うん。
最終の最後には 太平山へ移動はクリアしたので
今回の旅行で目的は達した、と 言えるので 結果よし!なんですが

とにかくこの日は
波乱怒涛?な午前中でした



まず、前日の ラウンジ&機内食で お腹いっぱいな母娘は
昨夜に引き続き 軽めの朝ごはんを
迪化街で購入した 2種類のパン と
パッションフルーツ & パイナップル釈迦頭 (意外と満足感ある果物なんです)
スーパーで買った牛乳と お部屋にあったコーヒーで済ませました

まぁ充分な朝ごはんですよ



そこからMRTに乗って 3つ目の市政府站(台北市庁舎駅)で 下車

駅の上に 統一百貨店という 台湾資本のデパートがある様なのですが
その一階が バスターミナルになっています

一回、ひとの流れに乗って ビルの外に出てしまい
通りに沢山並んでいる バス停のどれかが 乗り場なのかと しばしウロウロしちゃいました

建物の中に戻ったら スグ判りました

イメージ 1

前もって 礁渓行きは 首都客運だと調べていたので
カウンターのお姉さんに
「 ジャオチー ツーパースン 」って お願いしたら
母たぬきの 顔みて 「 はうおーるど・・・? 」と 聞かれたので 年齢言ったら
高齢者扱いの 半額チケットにしてもらえました

イメージ 2

新幹線の高齢者チケットは台湾人のみになっちゃったけど バスはまだ 外国人も優待してくれるのね

カウンターのお姉さんに あっちの ○番プラットフォームよ と教えてもらい

イメージ 3

こんな案内もあるので スグ判ります
案内通り 進んで行くと

イメージ 4

とても キレイで分かりやすい 乗り場・・・だと 思った、うん。

並んでいたら 若いお兄さんがチケット確認来たので
チケットの 「礁渓」を指差し ココ?と ジェスチャーで 聞いたら 「うんうん」とうなずき。

ダイヤをみたら 数分前に出ちゃった?って感じ
でもスグにバスが来たので 遅れていたのかな??と 乗車するひとと 一緒に進んで・・・
乗る前に チケット確認のおじさんにも これ?と チケットみせて
オッケーを頂き 一番前の座席に陣取りました

3月に4名でスーツケース持参で来ても 荷物積めそうだし これなら長距離バスで行けそうだと
市府轉運站の 下見は完了
後は降りるとこと 町の移動だなぁ と思いつつ
車窓の景色を楽しみました

イメージ 5
今回乗ったバスに 貼ってあった路線図
同じ方向で 3路線あるんです



台北から宜蘭県は 直線距離では近いんです
でも 間に高い山があって 鉄道だと東海岸へ抜けて そこから南下という ぐるーり遠回りなんです
各駅だと数時間かかるらしいです

割りと最近に その高い山を貫通する 雪山トンネルが完成して バスだと小一時間で着いちゃう
長いトンネルで キョロキョロしてるうちに あっという間に トンネル終了

しばらく行くと 広い畑の中に ビルが林立する場所が見えてきて
きっとあれが 礁渓だねーと 言っている内に・・・


・・・礁渓 通過?
高速降りないまま 礁渓を横目に見ながら 進んでいきます 

ええええー バス間違ったー!?

イメージ 6

私が乗りたかったのは 赤い線の1572線だったのですが
どうやら 青い線の1571線に乗ってしまったようです

一瞬 どこまで行ってしまうのか判らず 途方に暮れましたが
その後すぐに高速を降りたので
幸い 羅東直行の 緑の線1570ではなく
宜蘭へ行く青い線1571だと 予想がつきました

宜蘭バスターミナルなら 台鉄の駅のそばだろうから
台鉄で一駅戻ればいいか、と一安心。
スマホで現在地点をチェックし 駅に近づいている事を確認して 落ち着きました


後日 この話を聞いた 友達曰く
「 その話を現場で逐一聞いている母たぬきが
  慌てず騒がす 文句も言わず エライ 」 と。
同じ年頃の 親を持つ子としては 信じ難いようです

結構 母は 楽しんでいるみたいですけどね
年齢(80以上)からすると こんなムボーな旅をするとは信じられないでしょうか?
これも 数年来 私と台湾旅行してきて 
なんとななることを 実感しちゃってるからでしょうね
台湾以外の国も パッケージで色々辺境に行って トラブル慣れしてるのもあるんでしょうケド。



でも。
その時の ワタクシは とにかく お腹がグルグルしてきて
「 トイレに行きたーい 」 一心で 必死だったんですよ

バスターミナルに着いたら 母たぬきに「 ちょっと 荷物持ってて! 」 と
トイレに駆け込み

ホッとして 少し先に見えている駅を目指して トコトコ移動開始
いいお天気で のどかな宜蘭バスターミナル のーんびり気分でしたよ
全然 焦ってなかった オホホ
ちょっとは 反省しろ。

(あ、でも バス会社の方には スイマセン。 宜蘭までは120元だったのよね。乗り越し料金払わなかったわ)




これまた のどかな台鉄 宜蘭駅

イメージ 7

駅の西側に繁華街があるらしく こちらの東側は広々のどか~でした
工場でもあったのか・・・?て感じに だだっ広くなにもなかったです

駅で チケット売り場のお姉さんに
礁渓へ行きたいと 伝えた所 改札の上の電光掲示板を指差し
1番線の次の車両番号を 教えてくれたので
「 ぷらっとふぉーむ わん? 」と 再確認し。
日本でいうところのSuica 悠遊カードが使えることも聞いて 改札で ぴ!

イメージ 8

乗車待ちのひとも ほとんどいません
の~んびりと ホームをブラブラしてると 反対ホームに 特急自強号が・・

イメージ 9

そういや 台湾新幹線も オレンジ色だったし
台湾の鉄道は オレンジが好きなのかしらん??

とか 思っていると 1番線に入線してきた車両は なんと プユマ号!
私の少ない台鉄の知識では ワリと最近導入された 特急で
導入当初は あまりの人気に 数ヶ月先でないと 予約が取れない・・・だった ハズ


えー!これに乗っていいのー?
お姉さん この車両番号言ってたし 礁渓は温泉街で 人気だから停まるのかなー と
きゃいきゃい 言いながら乗車。


もちろん 特急券なんて買っていないので どこかで精算が必要か?と 思いはしたのですが
すぐ隣の駅だから そんな精算とか考える時間もなく
とりあえず 礁渓の駅で聞くか!と 空いている席に座りました
そして、キョロキョロしていると 先程 高速を走るバスから見えた 礁渓のホテルの建物が見えてきました

でも・・・
車内のドアの上にある 表示に 次の停車駅らしき表示があり・・・
七堵 と 表示


七堵 聞いたことありますよ
基隆に行く時 通ったね
ええ、台北と基隆の 間にある駅ですよ
ちょうど 中間くらい と言ってもいい距離だったと 思いますよ


ちょっとー また 間違ったー?

もう、引き返すことも できないし とにかく 七堵行くしかない・・・



イメージ 10
車窓には 曇天の太平洋

イメージ 11
確か、この辺も 国定公園だったんじゃなかったかなぁ なとど思いつつも・・・


さぁ どうしようかね。
ほぼ 台北まで 戻ってしまうことは 確定で
七堵から 戻るにしても 運良くまた 特急が来るとも限らない
各駅なんて来たら どんだけ時間がかかるか わからない


イメージ 12
迷っていても プユマ号はどんどん 台北に向かって快走します

じゃあ 台北戻って 他の温泉行くか?
それとも いまから台北のどっか 観光行くか?
母たぬきと 思案・・・
(といっても 母たぬきは 位置関係を全く理解してないので 希望を聞くくらいですけど)

イメージ 13
猫村として有名な侯硐駅も通過
ここで降りれたらなぁ(雨降ってるケド)

まぁ 後ろ向きに考えてもしょーがない
温泉にこだわりはないので 台北で遊びましょう、という結論に
それなら、と。
七堵を通過し、その次の松山で下車しました

イメージ 14
サヨナラ プユマ号
次、乗る機会があったら ちゃんと切符買うから・・・


(台鉄のみなさまにもゴメンナサイ。
 私の語学力では特急料金の精算という説明は難しく、駅をウロウロした挙句
 悠遊カード ぴ! したら 改札出れちゃったんですの
 プユマ号にタダ乗りしちゃいました、ゴメンナサイ)