nohohontanuki’s blog

たぬき 家を作る

国立科学博物館附属自然教育園

長い施設名ですが
上野の森にある 科学博物館の 別園です

ずいぶん前に 科博へ行ったとき 「白金の森」の写真展をやっていたんです
で、もっふもふな たぬきさんの写真がありまして・・・
一目惚れ

調べてみたら 「白金の森」とは 港区の白金 科博の別園とな。
ああ、都内にあんな かっこいい野生のたぬきさんが いるのねーと
いつか行ってみたいと 思っていたのですが

はや数年・・・
やっと 行ってきました


最寄り駅は 目黒
自然教育園というと 知らない人が多いでしょうが、同じ敷地を区切って
東京都庭園美術館があるので、そちらはご存知なのではないでしょうかねぇ

目黒駅についたら こんなポスターが貼られていました
森の中の白い辺りが庭園美術館
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天然記念物の森 なんだって。

洗練された 庭園美術館の入口を通り過ぎると
事務的な建物の 科博自然教育園が現れます
まぁ、比較するからそう見えるだけであって 普通の建物です。

入口の建物内部には コインロッカーと飲み物の自販機があります
(科博のミュージアムショップに置いてある商品も一部置いてあります)

あとは、野鳥の剥製と その鳥の声を聞ける展示とか・・・

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どんぐり 判別用展示?
いろんな どんぐりがありますねー
全部 自然教育園で今年実ったものらしいです



いざ!森の中へ

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自然教育園の内部には 幾つかの池がありますが これは ひょうたん池
休憩してたら コサギが飛んできました

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黄色い足で 池の泥をゆすって お食事中



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なんていう蝶でしょうかね?
葉っぱの上で お亡くなりに。。。
触覚も足も すべて揃ってて ほぼ完全体でした
寒さでやられちゃったのでしょうかね?
毛虫はキライだけど 産卵が終ってればいいねぇ・・・



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駅のポスターにも載っていた ツリフネソウ
ミゾソバの群落と 覇権争い中



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タデ科のお花ですが そばも同じタデ科だそうで
ちょっと似てるかな?


ここの水生植物園には たくさんのタデ科のお花が わんさと咲いてまして
もはや どれがどの花だったか 名前が判りません

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たしか、これは オオミゾソバ

そして。。。。

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なんちゅー ネーミング・・・
ミゾソバと そっくりさんで 見分け方を探そうと アキノウナギツカミで検索したら
並んで競ってるのよね・・・ それでも花の見た目じゃ 区別は難しい・・・
葉っぱが矢じり型が アキノウナギツカミ
ちょっと ヒルガオみたいに両端が広がっているのが ミゾハギだそうで。



武蔵野植物園に咲いていた さがみらん

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夕方近くなってきて 薄暗くなってきたので ピントがどーしても 合いませんでした
(というか 森の中なので 全般に暗いんですケド)

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これで せいいっぱい
葉っぱもなく いきなり歩道脇に 2輪咲いてました
踏まれないように 紐で囲って 保護されてました



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もみじも沢山ありましたが 紅葉はまだ早いですね
サネカズラの実も まだ 青いものもありました


今回はたぬきに会うことはできませんでしたが
職員の方に聞いた所 時々目撃情報が届くんだそうです
たぬきって 本来は 夜行性なんですけどー
ココのたぬきさんたちは 安全に暮らしているらしく 昼でも出没するんだそうです

ひと目お会いしたかったわー・・・
ムリだとは思っていたケド・・・







帰り間際 せっかくだからと 庭園美術館のお庭も入ってみました

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自然教育園も分かりやすい展示だけど
こちらは 見事に手入れをされたお庭です

やっぱり センスが違いますね・・・

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同じ森なのに おすましモード



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こちらの庭園美術館は 旧朝香宮邸だそうですが 
いまだ 入ったことはありません

うつくしいアールデコ洋式の館なので 人工美の世界ですが
同じ土地を区切って 自然ままの森があるというのも 不思議な気がします