nohohontanuki’s blog

たぬき 家を作る

タイズ滞在 その1 2005年12月8日(木)

前日チェックインしたタイズのホテルは旧市街にあるせいで、狭い路地を入ったところにあったよ。
この宿もインド系で、タージシャムサンホテル。
最上階がレストランになってて、朝日の時間を教えてくれたからムキになって早起きした・・・。
イメージ 1寝てたい・・。
これはレストランのテラスからの朝日
街にはモスクの尖塔であるミナレットが沢山見えてます。
ここから1日5回、アザーンというお祈りの時間を告げる声がスピーカーで流れるんだ。
5回とは
 日の出前
 午前中
 昼
 日没
 夜
正しくは太陽の位置とかで表現されるんだけど。大体こんな時間かな。
たぬきには「アッラーフ アクバル」しか聞き取れないけど、この部分は「神は偉大なり」とかいう意味ですな。
このときも 起き出した頃に聞こえていたよ。モスクの隣のホテルだったら目覚ましいらないだろうなぁ・・・



イメージ 2朝ご飯も済んで、まずはタイズの旧市街を囲む城塞と城壁を見に行ったよ。
この城塞カイロフォートといいます。名前の意味・・忘れちゃった(汗)


このあと、タイズを首都とした時代の宮殿を見学にいったんだけど、窓しか見えなかった。
つまんにゃい・・・
                                              
                                              
                                              
                                              
                                              
イメージ 3その後は、山の中の街ジブラを目指し爆走。
途中の道は、結構広くてこんな感じ。
すこし町から離れると、山羊や犬が轢かれて転がってます。。
お願いだから、人間が転がる前に、交通法規整備してね。                    
                                             
                                             
                                             
                                             
                                             
                                             
                                             
イメージ 4郊外を走っていたら、らくだの放牧を発見!
1号車のガイドのモハメドさんが、すかさず停車してくれた
時間をどれくらい取ってくれるか判らないから
いきなりダッシュ

あい らぶ らくだちゃ~ん

スキンシップに励みました。

木の葉を食べる らくだ
草をはむ らくだ
座って反芻している らくだ
寝ている らくだ
砂浴びしている 
らくだ らくだ らくだーーーー
・・・はあはあ・・・                  

ラクダの足は砂の上を歩きやすいように、やわらかい肉球?です。
足跡はこーんな感じ。。かわいいでしょ
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座り込んでこっそり触っていたら らくだ使いのおじさん達が集まってきたので記念撮影させてもらいました。
                                             
                                             


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山を越えてジブラの町に到着。
11~12世紀のスレーヒ王朝のアルワ女王によって首都とされた町です。現在も人の住む町で、小さいけれど活気のあるところだったよ。
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アルワ女王の建てたモスクが、今もコーラン学校として使われています。内部にアルワ女王の墓も残ってます。



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この町にも子どもたちは沢山いたのだけど、平均して幼い子が多かったかな。大きい子は学校に行っているんだろうか?
で、やたらと物をねだったりしない。観光客目当ての花売りとかの子もいたけど、あっさりとしていて、しつこくないし。
素直で面倒見のいい良い子達という印象を持ったよ。
やっぱりこういう観光地でむやみにプレゼントをまき散らすのは良くないよ。
お互いに「欲しい」「あげたい」「持ってない」「あげたくない」「くれなかった」とイヤな気分になるから。                                             
                                             
                                             
                                             

                                              
                                              
                                              
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この町のスークは、観光客向けの商品なぞ無くて活気がある。
地元の人のスークが味わえて面白かった。

イエメンでは、食肉といったらまず鶏なんだけど、鶏やは生きているニワトリを売っているのだよ。
買う方は「これがいいな」と選んで、しめてもらう。頭と羽と内臓はとってくれるんだね。冷蔵庫はまずないから、これが一番鮮度を保つ方法って事です。       
                                              
                                              
                                              
                                              
                                               

イメージ 151時間ほど散策して帰る頃、学校がひける時間にあたった。お昼は自宅でとるのかな?もしかしたら午前・午後の2部制なのかもしれない。町に子どもがあふれてきたよ。
途中女子校を覗いたの。ツアーには男性もいるから、門からこっそりね。学校の中でも、真っ黒黒助でびっくりした。厳しいイランでも、女性だけになるところではベールをはずしていたのに。でも座っている椅子が、私が学校で使っていたのと同じで親近感湧いたなぁ。                                             
                                             
                                             
                                             
                                                                                                                                                                     

ジブラの町は、観光客ズレしていないから、生の生活を覗けてとても嬉しかった。
いつまでも活気のある地元の人の町であってほしいなぁ・・・
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