ザビードの町は、今までになく子どもが多かった・・・
ひとまず、町の中に9台の4WDは突入。
それだけで地元の人は「外人観光客」と判るだろう。
わ、わ、わーっと子どもに取り囲まれる。
それだけで地元の人は「外人観光客」と判るだろう。
わ、わ、わーっと子どもに取り囲まれる。
中でも、右の子は私にぴったり張り付き「ママ」だのといろいろ言って抱きついてくる。多分前の旅行者が、彼にそう言って可愛がったのだろう。バジルの花を持ってきてくれたりサービス満点である。
たぬき、少々困惑・・・
案の定、最後におねだりをされたが、物が「フットボール・・・」
わたしゃ、サンタさんじゃないし~。そんなもの持ってないって!(笑)
たぬき、少々困惑・・・
案の定、最後におねだりをされたが、物が「フットボール・・・」
わたしゃ、サンタさんじゃないし~。そんなもの持ってないって!(笑)
世界最古の大学都市、ということだが。
正直、どれが大学だったのか記憶になーい!
暑いわ、子どもはまとわりつくわ、道は狭いわ。
道は砂より細かいふわふわの砂ホコリで、日焼け対策のスカーフを、ホコリよけにもするためにぐるぐるしたり・・・
(後で調べたら9世紀に出来たモスクが大学機能を持っていた、ということで。モスクは現在もあるんですがね。内部は見学出来ないのですよ。)
やっと落ち着いて観光できたのは、ある家の中庭に入った頃。
正直、どれが大学だったのか記憶になーい!
暑いわ、子どもはまとわりつくわ、道は狭いわ。
道は砂より細かいふわふわの砂ホコリで、日焼け対策のスカーフを、ホコリよけにもするためにぐるぐるしたり・・・
(後で調べたら9世紀に出来たモスクが大学機能を持っていた、ということで。モスクは現在もあるんですがね。内部は見学出来ないのですよ。)
やっと落ち着いて観光できたのは、ある家の中庭に入った頃。
中庭に面した建物の壁飾りが綺麗でした。
昔なんの建物だったのか、聞きそびれた・・
庭には、沢山の洗濯物が干してあり この家の主婦が家事をしていたよ。
→上の写真の内部
ここは男性用の居間だそう。
入り口を除く壁面にはぐるりと ウエストぐらいの高さのベンチような物が置いてある。
ベンチにしては 少々奥行きがあり カーペットが敷いてあり クッションが沢山。。
みな、この上にあぐらかいて座ったり、寝転がったりしてくつろぐんだそうな。
ちなみに、ちゃんと女性用の居間もあります。
昔なんの建物だったのか、聞きそびれた・・
庭には、沢山の洗濯物が干してあり この家の主婦が家事をしていたよ。
→上の写真の内部
ここは男性用の居間だそう。
入り口を除く壁面にはぐるりと ウエストぐらいの高さのベンチような物が置いてある。
ベンチにしては 少々奥行きがあり カーペットが敷いてあり クッションが沢山。。
みな、この上にあぐらかいて座ったり、寝転がったりしてくつろぐんだそうな。
ちなみに、ちゃんと女性用の居間もあります。
イエメンでは、この妙に高いソファ(?)をよくみかける。
中近東ではよく見かけるチャイハネ(喫茶店)。
席はベッドのような物に、うすい布団やカーペット+クッションで、おじさん達の憩いの場になっているのだよね。
大抵は、木の下などの露天で、おじさん達は午後からのんびりしている、というイメージがある。
でも、イエメンのこの手の店は、昼は開店休業だ。
暑すぎるんである。
で、日が沈むと集まってくる。手にしているのはチャイより、カートだけどね。
店の前の露天には、ウエストより高いベッドのような席がたくさん置いてあるよ。
カーペットもクッションもなく、パイプベッドの骨組みに、
座るところは簡単に編んだネットみたいのになってる。
風通しよくして、太陽に暖められた地面から遠く離れたほうが涼しいんだろうねー。
イスラム国でお酒も飲めないし、社交の場なんでしょうなぁ・・・
中近東ではよく見かけるチャイハネ(喫茶店)。
席はベッドのような物に、うすい布団やカーペット+クッションで、おじさん達の憩いの場になっているのだよね。
大抵は、木の下などの露天で、おじさん達は午後からのんびりしている、というイメージがある。
でも、イエメンのこの手の店は、昼は開店休業だ。
暑すぎるんである。
で、日が沈むと集まってくる。手にしているのはチャイより、カートだけどね。
店の前の露天には、ウエストより高いベッドのような席がたくさん置いてあるよ。
カーペットもクッションもなく、パイプベッドの骨組みに、
座るところは簡単に編んだネットみたいのになってる。
風通しよくして、太陽に暖められた地面から遠く離れたほうが涼しいんだろうねー。
イスラム国でお酒も飲めないし、社交の場なんでしょうなぁ・・・
町中を散策した後、昼食
レストランは、三方を漆喰を塗った土壁に囲まれ、屋根は枯れ枝で葺いてあるだけのところ。
地面むきだし。
でも、開いた一面は中庭になっているので、外の喧噪は聞こえずゆっくりできる。
メニューは
スープ
野菜と豆の煮物
肉入りの煮物(香辛料の効いたトマト味シチュー?)
大きな魚のグリル(香辛料が効いた丸焼き)
オレンジ
魚の匂いに釣られたのか、3匹の猫が足下を歩き回っていたよ。
レストランは、三方を漆喰を塗った土壁に囲まれ、屋根は枯れ枝で葺いてあるだけのところ。
地面むきだし。
でも、開いた一面は中庭になっているので、外の喧噪は聞こえずゆっくりできる。
メニューは
スープ
野菜と豆の煮物
肉入りの煮物(香辛料の効いたトマト味シチュー?)
大きな魚のグリル(香辛料が効いた丸焼き)
オレンジ
魚の匂いに釣られたのか、3匹の猫が足下を歩き回っていたよ。
食後は、ザビードの町の城塞跡へ。
城塞はオスマントルコ統治時代のものだから、第一次大戦より前ですな。
(そうなんですよ。トルコってこんなとこまで支配していたんですよ。共和制になって、今の大きさになったんです。)
ここには、珍しく地元の観光客らしき女性4人が居ました。
(写真の黒ずくめの4名)
彼女らがのぞき込んでいるのはシバ王国時代の貯水トンネル。
シバ王国って、おおざっぱに言うと紀元前です。
時代が地層になってるんですなぁ・・・
城塞はオスマントルコ統治時代のものだから、第一次大戦より前ですな。
(そうなんですよ。トルコってこんなとこまで支配していたんですよ。共和制になって、今の大きさになったんです。)
ここには、珍しく地元の観光客らしき女性4人が居ました。
(写真の黒ずくめの4名)
彼女らがのぞき込んでいるのはシバ王国時代の貯水トンネル。
シバ王国って、おおざっぱに言うと紀元前です。
時代が地層になってるんですなぁ・・・
ここから、また4WDで爆走。。
この日は名古屋から一人参加のおばさまと、たぬき母子の組み合わせでしたが。
おばさまのお話を聞いていると、突然ドライバー君(この日は若い子でした)。
「I love you」
とのたもーたのですよ。
一瞬、みな黙り込み。。爆笑。
(悪いとは思ったけどさぁ。しかし彼はいっこうに気にしていなかった・・・)
明らかに、私のトシを読み違えている。どう見ても彼はハタチそこそこ。
彼は告白は完了したと思ったのか、それから私と写真を撮りたがって、数回記念撮影したよ。
この日は名古屋から一人参加のおばさまと、たぬき母子の組み合わせでしたが。
おばさまのお話を聞いていると、突然ドライバー君(この日は若い子でした)。
「I love you」
とのたもーたのですよ。
一瞬、みな黙り込み。。爆笑。
(悪いとは思ったけどさぁ。しかし彼はいっこうに気にしていなかった・・・)
明らかに、私のトシを読み違えている。どう見ても彼はハタチそこそこ。
彼は告白は完了したと思ったのか、それから私と写真を撮りたがって、数回記念撮影したよ。
そんな車内でのハプニングのあと。
本物のハプニングが待っていました。
本物のハプニングが待っていました。
でもその前に、もう一カ所観光しましたよ。
「モカ」です。
そう、あのコーヒーのモカ。
すっかり寂れて、今ではふつーの漁村。
その昔、コーヒーの原産国であったイエメンでは、コーヒーは焙煎してから輸出していたんだ。
そうすりゃ、他の国で芽を出さないからね。
独占できる、ってことです。
だから、この港はとても栄えていたの。コーヒーの名前は出荷している港の名前からきていたんだ。
で、コーヒーの皮(要は実の部分)はギシルという地元用の飲み物だったんだそうで。
(コーヒーはコーヒーの木の種の部分)
産地に近い所でしか飲めない物で、決して廃品利用ではなく、エジプトのスルタンとかも愛飲していたそう。
でも、ヨーロッパの植民地にタネを持って行かれて、すっかり負けてしまいました。
いまでは、イエメンで輸出用のコーヒーはほとんど作られていません。
ホテルのコーヒーもほぼネスカフェ。
現在のモカに残る、往事の面影はこのモスクと商館地区の税関の建物だけです。
「モカ」です。
そう、あのコーヒーのモカ。
すっかり寂れて、今ではふつーの漁村。
その昔、コーヒーの原産国であったイエメンでは、コーヒーは焙煎してから輸出していたんだ。
そうすりゃ、他の国で芽を出さないからね。
独占できる、ってことです。
だから、この港はとても栄えていたの。コーヒーの名前は出荷している港の名前からきていたんだ。
で、コーヒーの皮(要は実の部分)はギシルという地元用の飲み物だったんだそうで。
(コーヒーはコーヒーの木の種の部分)
産地に近い所でしか飲めない物で、決して廃品利用ではなく、エジプトのスルタンとかも愛飲していたそう。
でも、ヨーロッパの植民地にタネを持って行かれて、すっかり負けてしまいました。
いまでは、イエメンで輸出用のコーヒーはほとんど作られていません。
ホテルのコーヒーもほぼネスカフェ。
現在のモカに残る、往事の面影はこのモスクと商館地区の税関の建物だけです。
さて、あとは本日の宿のあるタイズの街へ向かうのみ。
沿岸部から離れ、少し内陸に向かっていきます。
沿岸部から離れ、少し内陸に向かっていきます。
太陽が傾いた頃、突然車が止まったよ
なんでも、数台前にいた車両がパンクしたので、タイヤ交換だという。
ドライバーのあんちゃん、後続ドライバーに事情を説明に行くと・・・・
なんでも、数台前にいた車両がパンクしたので、タイヤ交換だという。
ドライバーのあんちゃん、後続ドライバーに事情を説明に行くと・・・・
「お前の車も パンクしてんじゃないか~?」(多分こう言われたと思われる・・・)
マジですかい?。
たぬきはね、車の免許持ってない。
しかし、名古屋のおばさま曰く
「あんだけの砂の中走ってきて、よく事故にならなかった・・・」
そうなんですか??
あんちゃん、たぬき口説いてないで車の勉強しておくれ。
自分の商売道具なんだからさ。
しかし、名古屋のおばさま曰く
「あんだけの砂の中走ってきて、よく事故にならなかった・・・」
そうなんですか??
あんちゃん、たぬき口説いてないで車の勉強しておくれ。
自分の商売道具なんだからさ。
地元の修理屋さんでタイヤ交換をしている間、たぬきは集落を散策したよ。
すると、一軒のおうちのドアから、女性が必死に手招きをしているではないか。
どうやら、めずらしい外人を家に招こうと思い立ったらしい。
こういうとき、ひとなつこい中近東の人々の人柄って嬉しくなる。
「友達も向こうにいるし」
と片言で断ると、身振りで
「みんな連れてこい」
大抵の家は最上階は応接間になっているのだが、そこへ来いとしきりという。
上からの眺めがいいから 写真を撮れと。
添乗員さんに聞きに戻ると、タイヤ交換は終わっていた。
ざんね~ん
お断りとお礼に戻り、持っていた飴を手渡すと
「じゃあ、せめてトイレでも使っていかないか?」と。
すると、一軒のおうちのドアから、女性が必死に手招きをしているではないか。
どうやら、めずらしい外人を家に招こうと思い立ったらしい。
こういうとき、ひとなつこい中近東の人々の人柄って嬉しくなる。
「友達も向こうにいるし」
と片言で断ると、身振りで
「みんな連れてこい」
大抵の家は最上階は応接間になっているのだが、そこへ来いとしきりという。
上からの眺めがいいから 写真を撮れと。
添乗員さんに聞きに戻ると、タイヤ交換は終わっていた。
ざんね~ん
お断りとお礼に戻り、持っていた飴を手渡すと
「じゃあ、せめてトイレでも使っていかないか?」と。
一般のお宅訪問のチャンスだったけど、ツアーの悲しさ。
おばあちゃん、おかあさん、おじょうちゃん。ありがとうね
おばあちゃん、おかあさん、おじょうちゃん。ありがとうね