今更ではありますが、阿里山の続きです
阿里山への交通ですが
嘉義という街へ
そこからは、現地ツアーの送迎を利用しました
(手配はいつもの台北ナビを利用)
現在は全面開通している阿里山森林鉄道に乗りたかったのですが
開通したばかりで、チケットの手配も出来ず・・・
確実な線をとったのです
ただー 台北では 一般のタクシーでも
空港から乗ると カタコト日本語をしゃべる運ちゃんもいるのですが
地方には まず居ません
ってことで 運ちゃんは 私達を どうするか
他の 若い?乗客へ 私らをおっつけるのですよぉ~
ご、ごめんねー 自分らの 観光もあるだろうに
と思うのは 日本人の性ですが
そこは台湾の方々
とても フレンドリーに お世話くださるのです
モチロン 言葉は通じませんが
おもてなしの国って 日本より台湾の事ではないか?と思うくらいですよ
母が敬老料金なのかの確認を 他のお客さんがしてくれました
(80と言ったら、ものすごく 驚かれた・・・)
またー 乗車前に ご飯食べてない~お弁当買いたい~って言ったら
名物の鶏のそぼろ飯弁当のお店まで連れて行ってくれて
その間 他のお客さんは の~んびり待ってくれてました
あまりに普通に待ってるので、同乗者と思わなかったくらい・・・
台湾の方々 とっても 温かくて ゆるいです
みなさま、いつもお世話になっております
さて、帰路は 送迎途中に 観光スポットが 2つありました
一つ目は奮起湖という 阿里山森林鉄道の駅
駅弁で有名な駅なのですが 台湾映画のロケ地でもあったということで
映画のセットが そのまま残っている場所があると・・・上記リンクの台北ナビの記事に書いてあった・・・
探したんですよ ネットで色々。
でも映画村?の情報は全然なくて
諦め半分での 奮起湖訪問でした
ワゴンから降りたら 運ちゃん早速 他のお客さん捕まえて ゴニョゴニョ。
「あの日本人を 駅弁屋まで 連れて行ってくれ~」と 頼んだと思われます
二人連れの女の子が スマホ翻訳で 「昼ごはん」と 説明して下さり
テクテクと お弁当屋さんへ
仲良く 同じテーブルにつき 食べながら筆談で
「集合時間はいつですか?」
「映画のロケ地があるところ 知ってますか?」 と やっていたら
なんと 同じテーブルのカップルさんたち
「わたし 日本語少し話せます。 何を話してるのですか?」 と
えええ~?そんなに都合よく?
そこで 同乗者の2名 + カップルさん達 総出で
場所を特定し 更に地図まで ゲットしてきてくれたのです~~~~~
せっかく 調べてくれた情報 無駄にはできまい と いうことで
お弁当も半分で 切り上げ
母と ロケ地に向かいました
母と二人 老街を 通りぬけ
ずんずん 坂道を下り
それでも 現れない ロケ地に不安になってきて
(集合時間に戻れるかってのが一番問題で)
そこで 前後誰も居なくなった時 ひとり現れたおじさんに
必死に 食らいついて 質問したんですよぉ
そしたら おじさん
どこかへ行く途中だったろうに こちらへ~こちらへ~と 誘導しはじめて
途中で 自信がなくなったのか 他の観光客に聴きこみをし
見つけてくれました!!
これが 決定打
というか コレ以外に 映画村なんて表示一切なし
ホントーにロケをした跡地を
そのまま観光に使っているという 場所のようでした
おじさん ありがとうございます
おじさんのお陰です!
これが目印
現在の老街とは別にあるのです
老老街で 区別してるのかな?
母が見たかったのは これ
普通の人には あまり興味のないもの なんですが。
伊勢丹の元従業員としては どーしても 見たかったらしいデス
老老街の町並みはこんな感じ
2、300m位しかないですが
珈琲屋さんとか おみやげ屋さんが数件 並んでます
ここに着いた時 さあ 上のポスターを探すぞと 思ったら
同乗者の おふたり 登場
心配して 様子を見に来てくれたようです
ありがとうございます
写真撮って コーヒーを買ったら
母の弱脚では 集合時間に間に合わない ということで 「私達は もう戻るよ」 と 伝えたら
「じゃあ 私達も」 と 一緒に 戻り始め・・・
でも、一人しか いない? と 思ったら
コーヒーを飲んでいたらしいお友達を 携帯で 「もう戻るよ!」 と 呼び出してました・・・
ひー ごめんなさーい 申し訳なーい
もどる途中に居た エンジンの温もりで お昼寝中の猫
ウリウリと 眉間を撫でたあと
「じゃ~ねぇ」と 声をかけたら 案内してくれた子が
「じゃーね!」って「再見」だよね?と聞いてきました
ワゴン車へ戻ると 5分位遅刻してました・・・が 誰もそんなことを 気にしている風もなく
申し訳なーい・・・
その後の観光スポット 地久橋も 一緒に回ってくれて
全然言葉が通じないなりに 楽しかったです
嘉義の駅で お別れの時 彼女は「じゃーね!」って 大きな声で言ってくれました
ゆるくて 温かい 台湾が増々好きになりました