nohohontanuki’s blog

たぬき 家を作る

母娘たぬきの阿里山4 移動1

すっかり旅行記を書く気持ちが何処かへ行ってしまってまして・・・
今更ではありますが、阿里山の続きです


阿里山への交通ですが
日本から移動すると、台湾高速鉄道(新幹線) か 台湾鉄道(国鉄)に乗って
嘉義という街へ

そこからは、現地ツアーの送迎を利用しました
(手配はいつもの台北ナビを利用)

現在は全面開通している阿里山森林鉄道に乗りたかったのですが
開通したばかりで、チケットの手配も出来ず・・・
確実な線をとったのです



ただー 台北では 一般のタクシーでも
空港から乗ると カタコト日本語をしゃべる運ちゃんもいるのですが
地方には まず居ません


ってことで 運ちゃんは 私達を どうするか
他の 若い?乗客へ 私らをおっつけるのですよぉ~




ご、ごめんねー 自分らの 観光もあるだろうに
                と思うのは 日本人の性ですが

そこは台湾の方々 
とても フレンドリーに お世話くださるのです
モチロン 言葉は通じませんが
おもてなしの国って 日本より台湾の事ではないか?と思うくらいですよ





往路では 国定公園である阿里山への入場料を払うのに
母が敬老料金なのかの確認を 他のお客さんがしてくれました
(80と言ったら、ものすごく 驚かれた・・・)

またー 乗車前に ご飯食べてない~お弁当買いたい~って言ったら
名物の鶏のそぼろ飯弁当のお店まで連れて行ってくれて
その間 他のお客さんは の~んびり待ってくれてました
あまりに普通に待ってるので、同乗者と思わなかったくらい・・・
台湾の方々 とっても 温かくて ゆるいです
みなさま、いつもお世話になっております






さて、帰路は 送迎途中に 観光スポットが 2つありました

一つ目は奮起湖という 阿里山森林鉄道の駅
駅弁で有名な駅なのですが 台湾映画のロケ地でもあったということで
映画のセットが そのまま残っている場所があると・・・上記リンクの台北ナビの記事に書いてあった・・・

探したんですよ ネットで色々。
でも映画村?の情報は全然なくて
諦め半分での 奮起湖訪問でした



ワゴンから降りたら 運ちゃん早速 他のお客さん捕まえて ゴニョゴニョ。
「あの日本人を 駅弁屋まで 連れて行ってくれ~」と 頼んだと思われます

二人連れの女の子が スマホ翻訳で 「昼ごはん」と 説明して下さり
テクテクと お弁当屋さんへ
仲良く 同じテーブルにつき 食べながら筆談で
「集合時間はいつですか?」
「映画のロケ地があるところ 知ってますか?」 と やっていたら

なんと 同じテーブルのカップルさんたち
「わたし 日本語少し話せます。 何を話してるのですか?」 と
えええ~?そんなに都合よく?
そこで 同乗者の2名 + カップルさん達 総出で
スマホタブレット駆使し 果ては お店の人に聞き込みに行き
場所を特定し 更に地図まで ゲットしてきてくれたのです~~~~~

せっかく 調べてくれた情報 無駄にはできまい と いうことで
お弁当も半分で 切り上げ
母と ロケ地に向かいました



イメージ 1


母と二人 老街を 通りぬけ 







イメージ 2












ずんずん 坂道を下り







それでも 現れない ロケ地に不安になってきて
(集合時間に戻れるかってのが一番問題で)

そこで 前後誰も居なくなった時 ひとり現れたおじさんに
必死に 食らいついて 質問したんですよぉ

そしたら おじさん
どこかへ行く途中だったろうに こちらへ~こちらへ~と 誘導しはじめて
途中で 自信がなくなったのか 他の観光客に聴きこみをし

イメージ 3

見つけてくれました!!

これが 決定打
というか コレ以外に 映画村なんて表示一切なし


ホントーにロケをした跡地を
そのまま観光に使っているという 場所のようでした

おじさん ありがとうございます
おじさんのお陰です!

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これが目印
現在の老街とは別にあるのです
老老街で 区別してるのかな?



イメージ 5




母が見たかったのは これ

普通の人には あまり興味のないもの なんですが。









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伊勢丹の元従業員としては どーしても 見たかったらしいデス


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老老街の町並みはこんな感じ
2、300m位しかないですが
珈琲屋さんとか おみやげ屋さんが数件 並んでます



イメージ 8















ここに着いた時 さあ 上のポスターを探すぞと 思ったら
同乗者の おふたり 登場

心配して 様子を見に来てくれたようです
ありがとうございます

写真撮って コーヒーを買ったら 
母の弱脚では 集合時間に間に合わない ということで 「私達は もう戻るよ」 と 伝えたら 
「じゃあ 私達も」 と 一緒に 戻り始め・・・
でも、一人しか いない? と 思ったら
コーヒーを飲んでいたらしいお友達を 携帯で 「もう戻るよ!」 と 呼び出してました・・・

ひー ごめんなさーい 申し訳なーい



イメージ 9
もどる途中に居た エンジンの温もりで お昼寝中の猫
ウリウリと 眉間を撫でたあと
「じゃ~ねぇ」と 声をかけたら 案内してくれた子が
「じゃーね!」って「再見」だよね?と聞いてきました




ワゴン車へ戻ると 5分位遅刻してました・・・が 誰もそんなことを 気にしている風もなく
申し訳なーい・・・



その後の観光スポット 地久橋も 一緒に回ってくれて
全然言葉が通じないなりに 楽しかったです

嘉義の駅で お別れの時 彼女は「じゃーね!って 大きな声で言ってくれました
 



ゆるくて 温かい 台湾が増々好きになりました