nohohontanuki’s blog

たぬき 家を作る

グーグーだって、みーだって

こないだ新宿まで歯医者さんに行きました

えぇ、まだ行ってるんです

7時までの診察なのに、仕事で6時半の予約しか取れないから

歯石取り第二回目です。。。あと1~2回かかるらしい・・・




お久しぶりの新宿で お久しぶりのルミネの本屋さんへ行って うろうろ・・・

最近、マンガも小説も 新規開拓をしていないので 本屋さんへ無目的で行くってのは

ほーんと久しぶりでしたよ



いつもチェックする作家さんの新刊も 出てないようだし

ぶ~らぶら していたら 「映画化!」の文字

大島弓子サンの 「グーグーだって猫である」 ですよ

文庫化されていた①と②を買ってみました




弓子サンは 以前 サバという猫を飼っていて 

綿の国星」のちび猫のようにスモックを着て 擬人化されていた記憶があったんだけどね

グーグーは 普通に猫として 描かれてましたよ


サバが死んで「サバロス」に苦しんでいた弓子サンを癒した子猫グーグーとの生活なんだけど。。。




あぁ、私は「みーロス」を克服したのかなと ギモンに思った

私の中では みーは私の守護霊となっているような気がしてて

だから さみしいとか かなしいとか 

「死なせてしまった」という罪悪感に苛まれる事は少ないんだけど

その分 なんとなく あたらしい子が来ると みーが寂しがるかなぁと 申し訳ない気がしてたの





みーとは お互いを心配しあって いたわりあった休職期間だったから 強い絆を感じていて 

「来世では 子供を持つことが出来なかったみーの 子供になれたらいいなぁ」 と

だから

「ずっとそばにいて見ていて欲しいけど みーは早く転生しないとね」 とか

妄想しているのですよ


                                 コレッテ 克服シテナイカモ?





①の方にね「猫の介護」ってエピソードがあるんだけど

寝入りばなに 猫がタンスからダイブしてきて 顔を怪我するんですよ

パニックを起こした弓子サンを グーグーは心配してくれる

ダイブしたほうの猫も パニックを起こしてる

それを見て 猫の気持ちが嬉しくなってしまう という 話なんですがね


・・・みーも 私の事 心配して なぐさめてくれてたんですよ

あーあるある!と グーグーの心配顔が目に浮かんじゃいましたよ





弓子サンは 突然一緒に暮らすことになった グーグーを

自分が守りきれなかったサバが 守ってくれている と思っているそう

サバへの罪悪感が グーグーやその他の猫たちへ きめ細かい配慮へ変化していって

穏やかな生活を送れるようになったようですよ


そのせいで、グーグーはとっても素直な子に育った、となってるんだけど。

ここだけはね 違うと思うのね

 サ バ  =  オンナノコ

 グーグー =  オトコノコ

の違いじゃないかと・・・



  み ー = オンナノコ

  チビタ = オトコノコ という二匹の猫を飼った経験では

オトコノコは 甘えていても 怪我をして医者に連れて行ったことは恨んでいたんですよ

気を使って 一緒になにかしてくれても 辛さを共有しているという気持ちにはなれなかった


みーは 賢かったからか? 獣医さんへいくと楽になる。と理解していたようだし 

お互いの苦しみを 理解していた気がするの

みーが長生きをして 沢山知恵がついたからか

はたまた 飼い主の私が トシをとって 余裕がでてきたのか・・・




まぁ なんにしても この本を読んで

「また 猫と暮らしたいなぁ」 と 前向きな気分になったことは 確かです

それでも 10年後 この家に住んでいない可能性が非常に高いと思っているので

あらたな出会いに踏み出す勇気は ないのよねぇ・・・