nohohontanuki’s blog

たぬき 家を作る

映画 デイ アフタートゥモロー

ひさびさに TVで映画を見ました


大抵、夜のそんな時間はネトゲなんですがね

たまたま 家人がみな留守で ちょっと遅めの一人ご飯をTVを見ながら食べていたら

やっていたんですよ




更新することは 滅多にないだろうけど いちお感想文書庫なんてものも作ってみました

次回は 半年後か・・・次回、なかったりして~~





ひさびさに ハリウッド映画みました

なんつーか いかにもアメリカのお話でしたね

壮大で 被害甚大で でも主人公は死なない

ハッピーエンドに描かれてる

まあ、そのあたりは 変わりばえしないしないといえば それまでですが・・・

アメリカ人も コレ見て温暖化防止政策を推進しようという気になったのなら

いい映画だったのかもしれませんねぇー






気になったといえば

冒頭の災害の予兆みたいなシーンで なぜかトウキョウが出るんですよね



日本人が見ると どう見ても中国人に見えてしまう 日本人のサラリーマンが

街中で仕事帰りに 一杯やってるんですよ


まあ、大道具さんはアメリカなようで 

みょうちくりんな ラーメン屋か立ち飲みやか はたまた おでんやか といった店なんですがね

そこへ 天候が悪化してきて ケータイで奥さんに

「今から帰るよ」 とか 「今、会社出たところだから」 と大うそついて 帰宅しようとするんですが

大きな雹が降ってきて そばにいた警官が 昏倒しちゃって・・・

びっくりした人々は逃げ惑い 逃げ場を失った サラリーマンも雹の直撃で倒れるという・・・




なぜ、日本なんですかねー(笑)

日本の資本でも入ってるのか、はたまた映画の市場として意識しているのか・・・

気候変動の説明として 大西洋側以外も必要だったんじゃないかと 知人は言うのですがね?




しかし この描き方がね・・・


どーも、日本人は どういじっても いいと思われているような気がしたんですよ

なにか、こっけいなんですよねー

同じ気候変動の様子を描写するとしても、ヨーロッパでこういう描写にするとは思えない

まして 警官が昏倒するシーンを アメリカの警官に置き換えてやるとは思えないんだよね

まじめに交通整理 (荷物の積み下ろしをハデにやってるトラックを移動するように言ってた) している描写も

香港あたりのアジア全般に対する あなどり と 同じ扱いをしているように感じるのよね

前からこういう アジアをちょっと小ばかにした描写は気になっていたんだけど

やっぱり アメリカ人からすると 日本も「妙なアジア」の一員なんですねー


でも私からすると アジアの方がずっと理解できるから 

この描写も間違いではないんだね。。。



まあ、吹き替えしているからかもしれないけど

「帰るコール」してる サラリーマンは妙にリアルでしたよ

そこだけ 妙に現実的で その他の町並みが 安っぽい中華街みたいなのが ヘンだったけど







それとね、これは自分の内面の変化なんだけど

前は、こういう映画をみて

今まで書いてきたような シニカルな見方もしていたけど

エンターテイメントとして ドキドキしながら見て 純粋に楽しんでいたトコもあるのね


まあ、今回も それは変わらないけど


確実に変わったのが 人の死に対しての感受性が 鋭敏になってること

前は 頭ではわかっていても 所詮エンターテイメントだから 人の死は流してみるというか

気にしていなかったのよね

今回は その他大勢が 死んで行くシーンが 辛くて 口に手を当てて 声もなく 呆然と見てました

ニューヨークが水没していくシーンは 息が止まりそうでしたよ

映像の迫力、というより 人々が死んでいく・・・そのことで 息苦しかった


(ちなみにコレは昔からですが・・・脇役の死は ココロがいたむけど

 なんとなく脚本とかそういう「泣かせ」的なものがにおってて・・・
 
 そういうのを感じると なぜかココロにブレーキがかかるんですよ・・・) ←こっちのほうが病的か・・・








やっぱり まだ こういう映画を見るのは アカンのかしら

この変化が 悪い変化なのか いい変化なのか よくわからないけど・・・

人間的にみて 私としては 悪い変化とは思っていないし そう感じる心は失わないで置こうと思うけど



鋭敏になりすぎているような 気もして・・・